頑張れないときの対処法・頑張れないのは甘えなの?原因と解決策について

自己啓発

頑張れない時の対処法があることは、知らない方も多いのではないでしょうか。仕事や人間関係、スポーツなど、頑張らなければいけないことはあらゆる時にやってきますよね。

そこで力を振り絞れる人は達成感が得られ、自己成長にもつながります。しかし頑張れない時に無理に頑張るのは、更に自分を苦しめる原因に。そこで今回は、頑張れない時の対処法と原因について詳しくご解説していきましょう。

 

頑張れない原因について

頑張れないときの対処法・頑張れないのは甘えなの?原因と解決策についてやらなければいけないことがあるのにできない…という状況は、誰でも経験がありますよね。頑張るべき時に頑張れないのは、次のような原因があるからなのです。

 

体の疲れ

頑張れない時の対処法を知るためには、まずは原因を理解する必要があります。やるべきこととわかっているのにどうしても体が動かないのは、まず身体疲労が考えられるでしょう。

頑張るのは強い意志だけでなく、もちろん体力が必要になる場合もあります。また、モチベーションも実は体と関係がありますので、疲れている時に精神力を発揮するのはなかなか難しいでしょう。

最近元気が出ないという場合は、疲れすぎが原因かもしれませんので、いつもより早く就寝して快眠しましょう。疲労回復は、体を休めることがとても大切です。

急いでシャワーを浴びるのではなく、少しだけ時間をかけて湯船に浸かり体を温めることもおすすめ。疲れた時は美味しいものを食べたり音楽を聴いたり、自分の好きなことをしてリラックスしましょう。

 

精神の疲れ

精神の疲れは、自分で認識できないことがよくあり、そのまま放置すると大変なことになってしまいます。心も体と同じく疲労回復が必要になることがあり、頑張れない時の対処法としても気持ちを楽にすることが必要です。

「もうこれ以上できない」という状況では、精神的な苦痛が自分にメッセージを送っているかもしれません。とくに完璧主義の人は、無理して頑張る傾向があるため、心がすっきりしない時やプレッシャー、ストレスが大きすぎる時は、一旦完璧主義を忘れてみてください。

義務感があると、心の疲れは増す一方。日常生活に影響を及ぼしてしまうため、普段やっていることができなくなったら身近な人に相談しましょう。無理に頑張ることはしないよう、まずは自分の心を一番に考えてあげてください。

 

やりがいを感じられない

頑張れないのは、やりがいを感じられないからかもしれません。何のために頑張るのか…そんな疑問が湧いてくると、日々の行動が無意味に感じてしまうでしょう。

とくに仕事は、やりがいを感じたくても感じられないもののひとつ。モチベーションがなくなり、満足度が低い状態になりやすいです。仕事以外でも、恋愛で頑張れない時や趣味で頑張れない時などは、そのものに対する意欲が低下していますので、集中力もなくなってしまうでしょう。

場合によっては、一時的に他の要因が重なり、やりがいが感じられないこともあるかもしれません。やりがいは必ずしも必要なものではありませんが、自分が好きで夢中になれるものは何かしらあるはずなので、やりがいが感じられるものを他に探してみるのもよいでしょう。

 

目標が曖昧

目標が曖昧だと頑張れない可能性があり、どこに向かっているのかわからずイライラや不安が募ってくることも。たとえばキャリアを積む過程では、高いハードルにぶつかることがあるかもしれません。

その際に目標が曖昧だと、なぜ今そのキャリアに向かっているのか、自分でもわからずもどかしく感じてしまうのです。たとえば「英語を習得したい」という目標がある場合、ただ話せればいいというのではなく、なぜ話したいのか明確にすることが大切。

「海外旅行で現地の人とコミュニケーションをとりたい」「貿易会社に勤務したい」など、求めることがあるはずです。曖昧な目標なら、まず理由を掘り下げてみてください。そうすれば、具体的な行動プランができるので、頑張る理由も見えてくるでしょう。

 

目標が高すぎる

目標に向かっていても、途中で頑張れなくなる時があります。それは目標設定が高すぎるためで、何度も挫折して次第にモチベーションが低下していきます。

目標を持つことは大切。しかし高すぎる目標は、ストレスの増加や達成感の不足などを引き起こし、目標を持つこと自体が負担になってしまいます。

達成感とは自己肯定につながるもので、頑張れない時のモチベーションに。しかし高すぎる目標だと「どうせできない」とネガティブになってしまい、全てを手放したくなるのです。

非現実的な夢のようなもので、努力してもゴールに近づけない場合は、設定した目標を変えたほうがよいでしょう。意味を明確にしておかないと、無理な目標設定になってしまいます。

 

正当に評価されない

仕事で頑張ったのに正当に評価されないと、やる気を失うのは当然ですよね。そんなことが連続すると、頑張れないのも仕方ありません。何かをやって正当に評価されないのはとても辛い状況で、一生懸命やる意味を失ってしまいます。

そんな時は、なぜ自分がそう感じるのか、感情的にならず冷静に状況を判断してみましょう。「評価」とは、自分が思うものと評価する人の基準が一致しないことがあります。

正当な評価でないと思うのは、自分と相手が考える評価ポイントがずれているのかもしれません。頑張ったという状況が相手に伝わっているかイメージしてみましょう。

成果が出ても出なくても、その影には見えない努力があったことをそれとなくアピールするのもよいでしょう。どうしても納得できないなら、正直な気持ちを伝えることも大切です。

 

自分の意思に反したことをやっている

仕事も勉強も、誰かにやらされていると感じることがありますよね。そんな時は、頑張れない状況になってしまうことが多いです。自分の意思に反したことをする時は、まず何のためにやるのか考えること。

そして、自分がやることはいつか誰かの役に立つと前向きに理解することもよいかもしれません。また、自分の意思で始めたことではない場合、少しだけ自分のアイデアや裁量を加えて自分でやっている感覚を付け足すと、少し気が楽になるかもしれません。

仕事のようにどうしても頑張らなければいけない場面では、小さな改善こそが義務感をなくすコツになるでしょう。また、全てを完璧にしようと思う気持ちも次第に義務感に変わってしまいますので、多少の休憩や手抜きも必要かもしれません。

 

既に頑張ったから

頑張れないのは、既に頑張り尽くしたことも原因かもしれません。真面目で努力家の方は、もっとやりたいけれどできない時、自分を責めてしまうことも。

しかしそれは頑張っていないのではなく、十分頑張ったサインなのです。どこまでやれば十分なのか、明確な判定方法はありません。あくまでも自分で感じるもので、周囲の反応を待っていても正しく評価が下されないこともあるでしょう。

毎日全力で頑張っていると、それが当たり前になる可能性も。もう既に頑張っているなら、その段階で少し休んでみましょう。結果が伴い周囲からも評価されたのなら、頑張りが認められたことになります。その上を目指すのは、心身共にゆとりが生まれてからのほうが安心です。

 

頑張らない人の特徴について

頑張れないときの対処法・頑張れないのは甘えなの?原因と解決策について頑張れない原因は人によって異なりますが、意識的に頑張りたくないと思う人も中にはいるようです。そこで、そのようなタイプの人の特徴を詳しくご説明していきましょう。

 

すぐに結果が欲しい

すぐに結果が欲しい人は、何をやっても焦ってしまい、思うような結果が出せないことが多いです。しばらくの間頑張るけれど続かないタイプ。

世の中には、嫉妬や焦燥感が生まれる状況はたくさんあり、今の時代は余計にそんなプレッシャーを感じやすいですよね。すると、何かをコツコツとやっている間に他の人に先を越されるのでは…という不安が生じます。

また、失敗を恐れるために焦って結果を求めてしまうこともあるでしょう。すぐに成功を収めたいと思うのは自然なことですが、迅速な手段ばかり意識すると、とても大きなミスにつながるリスクがあります。

たとえばお金。まとまったお金が欲しいからと無理な投資商品に手を出すように、結果的に貯金できないのです。頑張れない人は、時間を無駄にしたくないのかもしれません。

 

理想が高い

理想が高いのは、考え方によってはモチベーションを高めることにつながるかもしれませんが、いくつかの問題も生じやすくなります。頑張れないのは高い水準があるためで、自分の可能性以上のことをやろうとするため、結果的に挫けてしまいます。

高い理想を叶えるには、かなり努力する必要があるでしょう。頑張ることは必要不可欠なので、稀に周囲が驚くような結果を出すこともあるかもしれません。

正しく理想を設定していれば、自分を向上させようと知識やスキルが磨かれます。しかし現実と理想に大きなギャップが生まれると、不安やイライラといったネガティブな感情を抱き、結局理想を追うよりも今のままでいいと挫折してしまいます。高すぎる理想は、自己嫌悪を招く可能性もあるので注意が必要です。

 

他人と比較している

頑張らない人は他人と自分を比較する習慣があり、劣等感を抱きやすいタイプです。「自分はダメだ」という思いが強くなるので、最初から頑張ることはしません。

多くの人は、他人が持っているものと自分が持っているものを比べてしまいますよね。それは自然なことですが、どう受け止めるかが大切なポイントです。

長期間頑張れない人は、他人の成功した姿を見ると焦ってペースが乱れてしまい、頑張っていても徐々に最適な方法を見失ってしまいます。「頑張る」とは、明確な目標ややりたいことがあるからできること。

頑張らない人は、他人よりも優位に立ちたい思いが強いため、本来の目標を見失ってしまうのです。結果的に自分の価値観がわからなくなり、頑張るものが見つからないこともあるでしょう。

 

固定観念が強い

固定観念が強い人は、他人の意見を受け入れるのが苦手で、自分が信じるものは間違いないと思っているので迅速な判断を下すこともあります。

頑張るべき状況でも、固定観念が強いと努力が無駄に感じることもあるかもしれません。自分の考えに固執しているので、新たなアイデアを柔軟に受け入れることが難しいのです。

変化が求められる状況になっても、今までと同じことにこだわってしまい、新しいものに対応できないこともあります。頑張らない人は、人間関係の摩擦が生じやすい点も注意が必要。

自分が考えることが絶対だと思っているので、異なる意見を持つ人と衝突することもあるでしょう。嫌でも何かをやらなければいけないことは時々ありますが、固定観念が強い人は、そこで考え方が一致しないと頑張りたくなくなってしまいます。

 

プライドが高い

プライドが高い人は、失敗して他人に何かを言われるのがとても嫌いです。失敗は自分の価値を下げるものであると感じ、常に周囲の視線を気にしているため、不安なことには挑戦しないでしょう。

人が見ている前で積極的に行動しないことも特徴です。自己中心的な考え方があり、人の意見を聞くと自分が負けたような気分に。プライドが高い人は、とても自分が好きな印象がありますが、実は自己肯定感が低い場合も多く、それを隠すためにプライドでごまかしている可能性があります。

「頑張る」という価値観が、プライドのある人には許せないのでしょう。たとえば仕事でミスした時、プライドが高い人は自分の非を認められません。他人に責任転嫁する、言い訳をするなど、素直でないところも。プライドを守るために、頑張ることを避けているのです。

 

頑張れない時の対処方法

頑張れないときの対処法・頑張れないのは甘えなの?原因と解決策について頑張れない時の対処法はたくさんありますが、無理をせず自分にできることから始めるのが一番です。おすすめは次のような方法がありますので、困った時にぜひ試してみてください。

 

原因を考える

頑張れないのは、体調や精神的なもの、状況など、色々な要因がありますので、冷静に自分と向き合って原因を考えてみてください。原因がわからないと無理に頑張ってしまい、余計にゴールから遠ざかってしまうかもしれません。

夜はしっかり寝ているか、人間関係で気になることはないかなど、あらゆる視点から自分が置かれた状況を判断すること。そして頑張っていることとその意味を理解しているかも確認しておきましょう。

 

目標を立て直す

頑張れない時の対処法は、目的を立て直すこともおすすめです。人生においてそれは何度かやってくることで、より幸福で豊かな日々を送るために大切なプロセスです。

たとえば目標に向かえない時、やりがいを感じられない時などは、立ち止まって考え直す時間を設けてください。ずっと頑張ってきたことでも、自分の健康や人生の状況によっては変えなければいけない場合もあるでしょう。また、価値観の変化により頑張る必要がなくなることもあるため、定期的に見直すことが大切です。

 

休息すること

頑張れない時の対処法は、たっぷり休息することです。身体的なものだけでなく、心も疲れているかもしれませんので、全てから一旦距離を置いて自分がやりたいことをやるのもよいでしょう。

頑張り続けた人にとって休息時間は無駄なものに感じるかもしれませんが、少しだけ自分のために時間を使うことで、集中力が回復し、より生産性が高まることもあります。

また、休息をとることは脳のリラックス効果も期待できますので、頭の中を整理して素早い情報処理も可能になるでしょう。

 

環境を改善する

頑張れない時は、環境の改善も意識してみてください。環境とは、暮らしや仕事の空間だけでなく、生活習慣や人間関係なども含めます。たとえば仕事で頑張れない時は、デスクの整理整頓をしてみることもおすすめです。

不要なものがなくなると、探し物をしなくて済むので効率的に作業ができるように。生活空間では、もっと自然光を取り入れる工夫をするなど、快適な暮らしを追求するのもよいでしょう。

 

成功体験を増やす

成功体験が少ないと、頑張る意味が感じられないこともあるでしょう。そんな時は、小さなゴールをいくつか設定して達成していきましょう。

自分で決めたことができると自己肯定感につながり、チャレンジ精神も身につきます。頑張れないのは、ゴールが遠すぎると感じているからかもしれません。自分には無理だという感覚を捨てるためにも、成功体験の積み重ねはとても有効です。

 

頑張るメリットを考えよう

頑張れない時にモチベーションになるのは、頑張っただけ人が得られるメリットです。結果が出せること以外にも、頑張るプロセスを通じて自己成長できることや達成感が得られることは素晴らしいですよね。

そして周囲から信頼されることも頑張った結果です。何よりも自分を高めるための土台になっていますので、頑張ることは決して無駄ではないのです。

ただし、自分を労わらず頑張り続けるのはデメリットになるリスクがありますので、疲れた時には休み、メリハリのある頑張り方をすることがおすすめです。

 

頑張れない時は自分を労わってあげることが大切

頑張れない時の対処法はいくつもありますので、疲れてしまった時は無理をせず一旦立ち止まることが大切です。気分転換してリスタート、そんな気持ちで毎日自分ができる範囲で頑張ることが理想的ですね。

 

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