パワースポットで気をつけることはいくつかあり、知らずに訪れてしまいメリットが得られないということもあるかもしれません。パワースポットはトレンドのスポットをはじめ、各地に存在し、開運を求める人が集まります。
歴史的や文化的な価値、または豊富な自然に囲まれた有名なパワースポットもありますので、よりスピリチュアルなエネルギーを実感するためにも、行く前に知っておきたいことを詳しくご解説していきましょう。
パワースポットで気をつけること
パワースポットにはただ訪れるよりも、パワーを吸収するための心がけがとても大切です。正しい作法で運気を上げるためにも、次のことに注意しておきましょう。
大声で騒がない
パワースポットで気をつけることは、大声で話したり騒いだりしないことです。状況によって解釈は異なるものの、大きな声はその場の波動を乱す行為になりますし、他の方の迷惑になるネガティブな行為です。
一般的にパワースポットは静寂な場所で、厳粛に過ごすことが必要。パワースポットに到着してテンションが上がる人もいますが、大声を出すことは推奨されていません。
また、大きな声や音はエネルギーを解放する行為とも解釈されており、その人がどのようなエネルギーを持っているかわからないため、ストレス発散や邪気の解放には他の場所がおすすめされています。
パワースポットに訪れる人は、色々な思いや願いを込めているはずなので、その場にいる方々の神聖な時間を配慮してあげることが大切です。
立ち入り禁止エリアに入らない
神社やお寺、自然エリアなどには、立ち入り禁止区域が設定されていることがあります。ロープや看板などのサインがある場合、これらの場所には重要な意味があるため、絶対に入らないでください。
パワースポットのご利益がもらえなくなるだけではなく、立ち入り禁止区域は環境保全などの観点も含めていますので、危険なエリアとも解釈できます。
また、パワースポットでは特別な霊体が鎮座している可能性もありますので、最も神聖なエリアのため、一般人の立ち入りを禁止していることもあるのです。
立ち入り禁止エリアには、スピリチュアルで強力なエネルギーが集まっている可能性もあり、後で体調を崩したりネガティブな出来事が発生したりするリスクもあるので注意しましょう。
写真撮影は注意
パワースポットで気をつけることは、写真撮影です。SNSに載せたり待ち受けに設定したり、せっかく行ったら記念に残したくなりますよね。
場所によっては、とても美しい景色や雰囲気がありますので、皆で共有したくなることも。写真撮影の基本的なマナーは、それぞれの場所で決められていますので、到着したら必ず確認しておきましょう。
写真撮影のために立ち入り禁止区域に入る行為や、古い建物の中でフラッシュを使用することも避けてください。また、写真を撮影する際は、他の人への配慮も忘れないこと。
とくに修行僧や参拝者などが写真に写り込まないよう気をつけてください。逆にスピリチュアルな観点からは、写真を撮ることでエネルギーを写し取ると解釈し、パワーを持ち帰ることも可能です。特別な木など、開運の待ち受け写真として使えることもあるので、必ず確認してから撮影しましょう。
ゴミを捨てない
一般的なマナーとして、ゴミをその場に捨てる行為はパワースポットでも気をつけましょう。とくに神聖な場所では、ゴミ捨ては最も避けるべき行為で、マナーとして悪い以前に運気を乱す悪影響もあります。
パワースポットには清らかなエネルギーが集まっていますので、ゴミのネガティブなエネルギーを残していくことは波動を下げる行為です。また、神社仏閣には神様の自然や霊が鎮座していますので、敬意を持って行動することが必要。
ゴミを捨てる行為は、その場所に対して感謝していないとみなされますので、せっかく訪れてもよい効果はなく、逆に悪いエネルギーを持ち帰るリスクもあります。
ゴミは、自分の心の乱れを表すもの。また、社会的なマナーとして自然破壊にもつながりますので、捨てる場所が指定されていない場合はゴミは必ず持ち帰りましょう。
強い香水は避ける
他人の強い香りはあまり好ましいものではなく、とくにパワースポットで気をつけることのひとつです。強い香りは、神聖なパワーが集まる場所の空気を乱しますし、香水は人工的な香りで波動を乱すと考えられています。
神様がいる神聖な空間と強い香りは合いませんし、自然豊富な場所なら森林の香り、花の香りといったものを妨げてしまいます。パワースポットでは五感を刺激し、エネルギーを吸収することが大切なので、自然の香りを邪魔する香水やコロンなどは控えたいですね。
香水だけでなく、柔軟剤の強い香りも注意が必要です。パワースポットに行く際の服装を事前に考え、微香タイプのミストにするなど、マナーも意識して計画してくださいね。
最近は「スメルハラスメント」などといわれる問題もありますので、多くの人が集まる場所ではより意識したいところです。
参道の真ん中は歩かない
神社でのマナーで忘れてはいけないのは、参道の真ん中を歩かないことです。真ん中は神様の道とされており、日本の仏教や神道の信仰で昔から大切にされているマナーです。
参道の真ん中は「正中」と呼ばれるとても神聖な場所。敬意を示すためにも、人間が神様の道を通ることはせず、左右のどちらかを歩くことが正しい作法とされています。
また、スピリチュアルな観点からは、参道の真ん中はとても強いエネルギーが集まっており、そこを歩いてしまうとエネルギーの流れを乱すといわれています。
どうしても真ん中を通過して横切る必要がある場合は、最初に会釈して一例すること。神様に敬意を示し、神聖な場所であることを理解していれば、よりパワースポットで開運のエネルギーが得られるでしょう。
自然を破壊しない
美しい自然の景観が有名な神社など、日本各地に自然豊富なパワースポットが存在します。神聖な場所のエネルギーをしっかり持ち帰りたいという思いから木の枝を折ってしまうなど、自然を破壊する行為は絶対に避けましょう。
自然を壊すことは、運気にも深刻な影響を与えます。森林、岩、滝などは神様が宿る依代(よりしろ)とされており、とても強い命のエネルギーがこもっています。
石を持ち帰るなどの行為は、神聖なパワーにダメージを与えること。このような自然破壊行為により、急激な運気の低下なども考えられます。自然を破壊する行為は、敬意や感謝を欠いたとても自分勝手な行動です。パワースポットではルールを守り、持ち帰ってはいけないものがあることを理解しましょう。
本殿でスマホは使用しない
パワースポットで気をつけることは、本殿でスマホを使用する行為です。これは社会的なマナーとしてだけではなく、信仰上の敬意に欠けた行為でもあるのでとても問題。
本殿は神様が鎮座している場所で、神聖で強いエネルギーと向き合う場所になります。そこでスマホを使うことは神様の集中力を乱す行為で、更にパワースポットでは電波が神聖な場所の気を乱してしまうのです。
パワースポットに着いたらスマホの電源を切る、もしくはマナーモード設定にしておくこと。手に握ったまま歩くのもマナー違反になりますので、カバンの中に入れておきましょう。
スマホなどの電子機器からは離れ、パワースポットでは自分と向き合うことが必要です。願い事や感謝の気持ちに集中して開運を祈りましょう。
お賽銭は投げ入れない
初詣などのシーンでは、遠くからお賽銭を投げ入れる人の様子がありますが、パワースポットで気をつけることは、お賽銭の正しい作法を意識することです。
投げ入れることは本来正しくなく、そっと静かに入れることが理想的。これは信仰上の理由でもありますし、お賽銭は神様に感謝する行為なので、投げるのではなく丁寧にお願いを捧げる意識が大切です。
また、お賽銭の金額はいくらにしても、お金を投げるのは粗末にする意味がありますので、パワースポットで金運上昇を願う人は更に注意しましょう。
お賽銭箱の前に立ったら、両手を使い心を込めてそっと捧げること。また、お賽銭箱の前は参拝者がひっきりなしに訪れる場所で、神聖なエネルギーも集まっています。硬貨を投げる音は波動を乱すこともあるので、静かに納めてください。
露出が多い服装は避ける
パワースポットで気をつけることは、露出の多い服装で行かないことです。神社仏閣はとても格式が高い聖地なので、露出の多い服装は失礼にあたります。
神様へ敬意を示すためにも、節度のある服装で行くこと。正式な参拝のようなフォーマルを意識しなくても大丈夫ですが、サンダルやミニスカートなどは格式を乱す服装になります。
また、肌を露出するということは外気に触れる体の面積が増えるため、外からのよいエネルギーも悪いエネルギーも受け取りやすい状態に。
真剣に願い事を成就させるなら、心構えがわかる正しい服装を選びましょう。服の色にも注意が必要で、派手なものよりも黒や白など、落ち着いたものがおすすめ。女性は胸元、膝、肩などを露出しないよう意識しましょう。
行った日は23時までに帰宅
パワースポットで気をつけることは、訪れた日は23時までに帰宅することです。開運を願う場合、これは夜のエネルギーや心身の状態を考えたルールのようなもの。
夜はネガティブな気が強くなる時間帯で、日没後から深夜は陽の気が弱くなってしまいます。夜はネガティブなエネルギーを受けやすいため、パワースポットで受け取ったポジティブな力を残すためにも、陰の気が強くなる深夜前に自宅に帰ることが推奨されています。
旅行がてらパワースポットを訪れることもあるかもしれませんが、その日はなるべく他の予定は入れず、すぐに宿泊先に戻りリラックスしましょう。
また、夜遅くの帰宅は健康的なリズムを乱す可能性もありますので、睡眠をたっぷりとって心身のリセットをすることが大切です。
パワースポットに行かないほうがいい人について
パワースポットは、願い事があったり気分が低迷していたりする時にエネルギーを受け取ることができる場所として知られています。誰でも行くことはできるのですが、次の場合は一旦考え直して検討してみましょう。
体調が悪い
健康祈願のためにパワースポットに行く人は多いのですが、もし当日体調が優れない時は、無理しないことが大切です。予定を変更して、現実的な健康状態を考えて判断してください。
神様は、体に無理をしてまで来てほしいとは願っていません。元気で心身共にバランスが整った状態だからこそ、よりパワースポットのポジティブなエネルギーを吸収できるのです。体調が悪い時は、まず自分の健康改善を優先するようにしましょう。
疲労感がある
仕事の疲れが溜まっている時などは、パワースポットに行くのは控えたほうが安心です。体調が万全でない時と同じく、疲労感がある時は、神頼みをしても効果をしっかり受け取ることはできないでしょう。
また、熱がある、体のどこかが痛いといった症状がある場合も、パワースポットに行くには不向きです。旅行中に訪れる場合も予定をぎっしり埋め込まず、リラックスして体力が万全になった時がよいでしょう。
神聖な場所を信じていない
パワースポットに行かないほうがいい人は、神聖な場所であると信じられない人です。信仰していなくても、パワースポットには強い力が宿っているのだと解釈して信じることが大切。
たとえば神社は、神様をお祀りしている場所なので、訪れる人は敬意を持つことが必要です。目に見えないものを信じられない人は、結果的に神様に対する感謝の気持ちが薄れ、お祈りも心が込められないでしょう。疑った気持ちで参拝すると、逆に神様からお叱りを受けてしまうかもしれません。
喪中期間
喪に服す間は、場所によっては参拝を控えるよう案内があるかもしれませんので、事前に確認が必要です。大切な人を亡くした後、パワースポットで癒されたい思いもあるかもしれませんが、人の死は神道で「けがれ」とみなされるため、神聖な場所に入ることは控えるべきというマナーがあります。
宗派によっても異なりますが、忌中なら四十九日の法要が終わってから行く、喪中は亡くなってから一年待つなど、わからない時は直接確認したほうが安心です。
気が進まない
パワースポットは清々しい気持ちで訪れることが大切で、待ちきれない状態がベストなタイミングです。あまり気が進まない、またはどうしても行かなければいけないなど、プレッシャーを感じている時は、後利益を得られない可能性があります。
パワースポットに行くのは自分の心と向き合い、行きたいと感じる時が理想的です。惹かれる気持ちがない場合は、無理をせず行きたくなるまで待ちましょう。
自分に合うパワースポットの選び方
近年トレンドにもなっているため、パワースポットは手当たり次第に行ってみたくなるかもしれませんが、自分と相性の合う場所というものが存在します。そこで、パワースポットをどのように選ぶべきか、ポイントを詳しくご紹介していきましょう。
繭気属性(けんきぞくせい)で選ぶ
「繭気属性(けんきぞくせい)」とは、陰陽五行説の考えから派生したもので「地・水・火・風・空」の五つに自然の構成を分け、それを人間にも当てはめたもの。
神社にも色々な場所があり、「行ってよかった」「また行きたい」「気分がいい」といったポジティブなものを感じたことがある人は多いでしょう。神社にも属性がありますので、自分の誕生日から計算し、相性のよい場所を選んでくださいね。
目的で選ぶ
願い事は人それぞれで、開運を望むのが金運だったり仕事運だったりするものです。パワースポットは目的から探すこともできますので、たとえば縁結びなら恋愛か仕事かなど、目的によってご利益が多い場所を選びましょう。
たとえば金運アップで有名な場所は、金運のシンボルである依り代がある場所がおすすめ。各神社仏閣の歴史や祀られている神様や仏様によりご利益は異なりますので、意識して選んでみましょう。
直感で選ぶ
スピリチュアルなエネルギーを信じる人は、自分の直感で行き先を選ぶこともできます。まず考えるのは、気になるエリアや土地。他にも惹かれる風景や山が好き、海が好きといった嗜好なども考えてみましょう。
行ってみたい場所なら、決して有名な神社でなくてもよいのです。パワースポットから呼ばれている可能性もありますので、そのエネルギーを信じて自分の気持ちを優先してください。
基本的に自分が好きな空間をベースにして考えることがおすすめ。たとえば自然の中でリフレッシュしたいか、またはイルミネーションなどの賑やかなところが好きか。この考え方があれば、神社仏閣に限らず、温泉やカフェなどでもパワーチャージができるでしょう。
パワースポットで気をつけることを意識して開運祈願!
パワースポットで気をつけることはいくつかありますが、大切なのはどのパワースポットにもポジティブなエネルギーが宿っていることです。たっぷりと受け取るためにも、自分の気持ちを見つめ直し、どこを訪れるか選ぶようにしましょう。
場所によっては、ハイキングのように歩きやすいスタイルが必要な場合もありますので、事前の準備はしっかりやっておきたいですね。パワースポットに行くのは、太陽が出ている午前中がよいとされています。
感謝の気持ちを忘れず、現地では一人の空間を大切にして、不安な気持ちや悩み事などを素直に伝えましょう。
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