楽しい時間がすぐ過ぎるのはどうして?上手に時間を過ごすコツについて

心理

楽しい時間がすぐ過ぎるような気がするのは、みなさん共通する感覚ですよね。あっという間に旅行の最終日、友達と食事しているとあっという間に終電の時間など。なぜか楽しい時間はすぐ過ぎてしまうもの。

逆に仕事が暇なときは、やたらと時間が長く感じるでしょう。時間を上手に過ごすには、心理的な要因を意識することが必要です。

そこで今回は楽しい時間がすぐ過ぎるように感じる心理的原因や、時間を過ごすコツについてご紹介していきましょう。

 

楽しい時間がすぐ過ぎるのはどうして?

楽しい時間すぐ過ぎるのはどうして?上手に時間を過ごすコツについてなぜ楽しい時間はすぐ過ぎるのでしょうか。時間を無駄にしないためにも、理由として考えられることをポイントごとにお伝えしていきます。

 

ドーパミンの量が増える

好きな人と一緒に出掛けたときなど、あっという間に楽しい時間がすぐ過ぎるような気がするのは、ドーパミンが多く分泌される可能性があります。

楽しいときやワクワクするとき、幸福感が生まれ快感や意欲につながっていくことも。たとえば美味しいものを食べたとき、一種の感動のような感覚がありますよね。

人間が喜びを感じるとドーパミンが多く分泌され、その理由となる活動に集中し時間が早く過ぎる感覚になるでしょう。

逆にダラダラ時間が過ぎるときはドーパミンを増やせば、時間がすぐ過ぎる感覚になることが期待できます。

仕事中になんども時計を見るのは誰でも経験がありますが、嫌なことや乗り気でないことは頭が集中してくれないのでしょう。

勉強も同じで集中力アップするには、自然とドーパミンを増やすことがコツになります。小さな目標を立てて達成したり、新しいことに挑戦したりするなど少しワクワクする緊張感をプラスするといいでしょう。

 

脳のペースメーカー

楽しい時間がすぐ過ぎるのは、時間の感じ方が変わるためで時計の針は同じスピードで進むのに対して、人間が感じる時間の速さは状況ごとに違うのです。

頭のなかには内部時計というものがあり、一定でリズムを刻んでいるでしょう。でもあるスイッチによってアキュムレーターがリズムの拍を蓄積していき、時間の長さを認識するという仕組みがある可能性も。

楽しい時間や退屈な時間などはこのスイッチがコントロールしているためで、楽しいときはスイッチがすぐに閉じてしまい、拍が積み重ならないので時間が速く過ぎる感覚になります。

いつまでもこの時間が続けばいいな…という瞬間、脳内のペースメーカーがスイッチを開閉させているということでしょう。

逆に早く帰りたくなる状況では時間に意識が向いていて、脳内のペースメーカーのスイッチは開きっぱなし。

そのため拍がたくさん蓄積されて時間が長く感じてしまうのです。脳内のことは自分ではどうにもならないかもしれませんが、感覚を変えることで時間の感じ方は変えられるでしょう。

 

集中しているから

ものすごく忙しいとき、あっという間に時間が過ぎていきますよね。「もうこんな時間…」という場面に共通するのは、やっていることに集中していること。

勉強、遊び、仕事も集中していればその作業に没頭して時間経過を忘れてしまいます。楽しい時間は誰でもその場面に集中していて、時間の経過を気にすることはないでしょう。

目の前のタスクに意識が向いたとき、時間を考える余裕はないのです。そのため気づいたときに、時間があっという間に経っているという現象になるのでしょう。

時間を有効に使うためにも集中することが大切ですが、うっかり時間を忘れて失敗することもあります。

楽しい時は時間に注意しないため、やりたいことが全部できないかもしれませんので、上手なプラン作りも有効な時間の過ごし方のポイントになります。

毎日がそのようにあっという間に過ぎるのは楽しいかもしれませんが、時にはのんびりと時計を何度も見ながら過ごすことも必要でしょう。

 

過去の時間は楽しいから

楽しい時間がすぐ過ぎるのは過去が楽しく感じるためで、頭の中に過去の出来事を美化する仕組みがあり、昔を思い出すと幸福感や安心感が得られます。

普段の出来事は印象に残らず忘れやすいのに対して、過ぎたことはその時の感動としてドーパミンが多く分泌されているので強い影響があるでしょう。

また過去が楽しく感じられるのは、懐かしいという感覚が不安を和らげる働きがあり美化されています。

楽しい時間を過ごした後、時間が経過するごとに過去の情景として温かいものに変わっていくでしょう。

たとえ職場で過ごした時間が退屈でその時長く感じたとしても、後で振り返ると心の安定を取り戻すことが可能なのです。

また心理的に人間は年齢を重ねるにつれて、過去の悪い部分を記憶から除去して良い部分だけを意識します。

現在の時間の感じ方と未来の時間の感じ方は変わっていくのでしょう。子供時代が楽しかったと感じる大人のように、過去のできごとはとてもシンプルでほっとさせてくれるものがあるでしょう。

 

72時間ルールで有効な時間を過ごす

楽しい時間すぐ過ぎるのはどうして?上手に時間を過ごすコツについて楽しい時間がすぐ過ぎるのは脳内の仕組みなどが関係していますが、これから時間を有効に使うためにもできれば充実してなにごとにも集中したいですよね。

「72時間ルール」という行動心理を解説いたしますので、やる気を維持して時間を使うポイントをご紹介しましょう。

 

72時間ルールの意味について

72時間ルールの「72時間」とはあらゆる場面で使われるもので、人命救助でも72時間以降になると生存率が下がるなど、人間のやる気はある一定の時間を過ぎると低下するといわれています。

その目安になるものが72時間、なにかやりたいことがある場合、72時間以内にアクションを起こさないと一生やらなくなるという仮説があるでしょう。

72時間というのは長いようで短い時間、人間が行動を決断するには色々考えることがありますしなによりやる気を出さないとできないです。

72時間以上経過すると「やりたい」と思った気持ちがどんどん薄れやりたいと思った感覚を忘れてしまうのでしょう。

楽しい時間がすぐ過ぎるように、後悔せず貴重な時間を使うためにもやりたいことをやっておくことは大切です。

その際に72時間という区切りをつけておくと、アクションを起こしやすくなるのでしょう。たとえば掃除、後でやろうと思うとなかなか手が付けられないことも。

後でという感覚はほぼやらないのと同じ。小さいことでもいいので思いついたらすぐに行動を起こすことが時間の使い方にもメリットになります。

 

モチベーションは長続きしない

楽しい時間がすぐ過ぎるのは夢中になって目の前の作業をやっているからで、モチベーションが高い状態です。

そのため人間がモチベーションを長く維持できれば時間は、あっという間にすぐ過ぎていくのでしょう。

なぜモチベーションは長続きしないのかというと、脳が慣れてしまうことが理由の可能性があります。

やる気を作り出すドーパミンが放出されても、その刺激に慣れていまい長続かない場合もあるでしょう。

またやる気がある状態とは神経が自然とすり減ってしまうので、ずっと維持するのは困難に。

モチベーションはそのときの感情に左右されるものなので、一瞬でもつまらないなどネガティブなものを感じるとすぐに低下する恐れはあります。

楽しい時間がすぐ過ぎるのはドーパミンが関係していますが、楽しい、幸福、など良い気分に慣れてしまうことも時間の経過が速く感じる要因なのでしょう。

ずっと楽しいままで過ごすには、モチベーションに頼らないことも大事なポイントになりそうです。

 

記憶が重要なことを忘れる

人間の脳では新しい情報を記憶するため、大事なことや昔のことを忘れる仕組みになっています。

データ容量と同じですべて取り込めないため、なにか消去してスペースを作っているのと同じでしょう。

72時間ルールはそんな脳の容量にも関係しており、脳が新しい記憶や大事なことを消去する前にやりたいことをやるべきだということなのです。

楽しい時間を過ごしている間は昔のことを考える余裕はないでしょう。しかしその時間が経過すると楽しかったという感覚は強くあるものの、過去の思い出をうっかり忘れてしまうことも。

比較の対象がないとより新鮮な記憶に意識がいってしまうのでしょう。人は誰でも物忘れをしますが、とくにネガティブなことは忘れず記憶に残りやすいです。

逆に楽しい時間は忘れやすく、人間関係も同じで大事な人を忘れてしまうけど嫌いな人のことはずっと頭に残るなんてことはありますよね。

 

現状維持したい心理がある

楽しい時間がすぐ過ぎるのは現状維持の心理が関係しており、なにも変化しないよう心理的に現状を保ちたい思いが関係しています。

なにか得る喜び以上に失うことに恐怖を感じる心理。楽しい時間もその瞬間がとても大事でそれ以上に得る喜びよりも、今を失いたくないという恐怖を感じてします。

72時間ルールはビジネスシーンで用いられるように、脳が抵抗を抑えるために最初の72時間を現状維持するという仕組みがあるでしょう。

それは本能的なもので変化を拒む心理があるため。慣れたことはたとえ非効率でもそのまま維持したくなるように、72時間という時間は意図的に負荷を最小限に抑えている意味があります。

行動管理をアプローチする際にも72時間ルールが活用されていますので、そんな心理が関係していることを理解すると行動力をもっと意識できるでしょう。

楽しい時間を増やすためにも、最もエネルギーを使う最初の3日間はとても大事です。意思を維持するたまえに現状維持で挫折しないようしているでしょう。

 

時間を大切にできる人

楽しい時間すぐ過ぎるのはどうして?上手に時間を過ごすコツについてたとえ短い間でも、充実して楽しいと感じられるように過ごしたいですよね。時間を大切にする人は次のような特徴がありますので参考にしてみてください。

 

優先順位がわかっている

楽しい旅行、無計画に時間を使っていると最終日に慌ててしまいますよね。やることの優先順位があると限られた時間内で100%効率的に過ごせます。

仕事だけでなく、遊びや勉強などやるべきことややりたいことを事前にメモにしておきましょう。

重要なものは最初、または緊急性のあることを最初にやるなどタスクを分けておくとダラダラ時間を過ごすことはなくなります。

楽しい時間という成果を最大化するためにも、優先順位を考えることはポイントになるでしょう。やらないことを後回しにするためにも明確なプラン作りになります。

 

スキマ時間を有効に使う

楽しい時間を過ごすためにもスキマ時間を有効に使うことがコツになります。旅行のように期間が長いイベントでなくても、スキマ時間に些細な楽しみを作ることは可能でしょう。

ただスキマ時間は決して長いものではありませんので、その時間の長さに合わせてできることをあらかじめ知っておくことも大事。

5分ぐらいのスキマ時間ならメールを読むよりも瞑想するなど、効果的に感じることを普段からリストにしておくのもいいですね。

なにもせず椅子に座っているだけでも時間は経過しますので、そんな時間をもっと大事に使うことで楽しい時間は増えていきます。

 

約束を守る

時間の過ごし方が上手な人は、人との約束をきちんと守る特徴があります。信頼関係を維持するためにも大事なことで、約束があることで時間の使い方がうまくなるでしょう

スケジュール管理は自分の時間を確保するためにも欠かせませんが、人との約束はどんな内容でも人間関係が円滑になり他者から安心感や信頼を得るコツに。

楽しい時間とはひとりでも過ごせますが、他者との関りでより有効な時間にすることもできます。

約束を守り自分の時間を過ごすことは、結果的に成功体験や幸福感につながるでしょう。

 

嫌なときは断る

充実した時間を過ごすためには断る勇気も必要で、無理やり嫌なことに参加したり苦手な人と食事したりするなど、人間関係を健全に維持するためにも嫌なときは断りましょう。

なかなか断れないのはいい人でいたい願望が強いためで、他者から嫌われないよう自分自身にプレッシャーをかけています。

断ることは相手の機嫌を悪くするものなので、自分が嫌でも引き受ける、断らないという結果になってしまうでしょう。

友達に誘われてもし断ったとき、後で罪悪感を持つ場合も。それが嫌なので結局我慢して時間を過ごすことで、貴重な時間を有効に使えないことになるのです。

 

一人の時間を大切にする

楽しい時間がすぐ過ぎるのは誰かが一緒にいるためで、楽しい空間や時間を共有できるとより幸福感が増します。

しかし他者と一緒にいる間は、多少の緊張感などもありますよね。一人の時間を大切に過ごすことで自分自身と向き合えます。

そして脳や心の疲労を軽減させることができる可能性があるでしょう。食事など些細な日常の一瞬こそ、一人で過ごしてみるのが大事といえます。

本当の自分の気持や価値観、いつも誰かが一緒にいると気付けないことがたくさんあるでしょう。一人であっという間に時間が過ぎてしまうのはとても豊かな暮らしといえます。

 

時間を無駄にしていると感じる心理

楽しい時間すぐ過ぎるのはどうして?上手に時間を過ごすコツについてもっと色々やればよかったなど、過去を振り返り後悔することがありますよね。時間を無駄にしたと感じるのは次の心理が関係しています。

 

不安を回避している

時間が無駄になったと感じるのは心理的になにかを失ったという感覚があるためで、一定の時間の間にやったことよりもやらなかったこと、失ったチャンスなどに痛みを感じてしまう心理があります。

それは不安を回避するためでポジティブなことよりもネガティブなものに意識がいくことが関係するでしょう。

時間を無駄にすることはとても罪悪感があり、二度と戻らない時間という価値に自分を責めてしまいます。

不安や恐怖、怒りなどのネガティブ感情をなくすためにも本来はプランを立てて時間を過ごすべきなのでしょう。たとえ同じ結果でも、失ったものがどうしても目立ってしまいます。

 

完璧主義

完璧主義な人は時間を無駄にしたくない心理が働きますので、期待通りに物事が進まないとき、時間を無駄にしたと感じてしまうでしょう。

また完璧主義の人は常になにかをしないといけないと思い込んでいますので、時間を有効に使うためいつも神経をとがらせています。

生産性のない時間帯がとてももったいない。そんな究極な考え方があるのでなにもしない時間があると罪悪感を持つでしょう。

無理に追い求めているものがあると、逆に集中力がなくなり時間の無駄使いになる場合があります。

 

ストレス耐性が少ない

時間を無駄にしていると思う心理は、ストレス耐性が少ないことが関係しており、時間を基準にして行動しているため、なにもしない時間があるととてもストレスです。

また、ストレスにならないようあらゆることを考えて行動しているので、それも同様に心の負担になっているのです。

 

時間を有意義に過ごそう!

楽しい時間がすぐ過ぎるのは、気持ちが高ぶりその瞬間に集中しているからです。一度過ぎてしまったことを後で振り返ると色々な思いがありますので、時間を有効に使ったと納得できるよう日常で意識してみましょう。

 

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