誕生日アピールがしつこくなると迷惑に思うのは、多くの人に共通することですよね。自分にとっては特別な「誕生日」。しかし他の人にとっては、普通の一日に過ぎないこともあるでしょう。
とはいえ、誕生日を無視するのも気が引ける…そんな時にうまく対処するためには、相手の心理を考えるとうまくいくかもしれません。そこで今回は、誕生日アピールの心理や対処策を詳しくご紹介していきましょう。
誕生日アピールする人の心理背景について
誕生日アピールする人の心理は、誰でも納得できる部分はあるかもしれませんが、周囲がしつこいと思うほどアピールしてくる人には次のような心理背景があると考えられます。
承認欲求が強い
誕生日アピールする人は、心理的に承認欲求が強い傾向があります。今の時代、ネットやSNSなどで社会背景が関係することはよくありますが、投稿で誕生日をそれとなくアピールする人は多いですよね。
承認欲求が強いのは、幼少期に原因があることがよくあり、親から十分な愛情を受けられず育った人は、他人から承認してもらいたい思いが強くなります。
また、自信のなさは承認欲求の強さになりますので、自分で自分の価値を認められない人は、他人の評価を強く求めることになるのです。誕生日は一年に一回のこと。
特別な日であることを、みんなにも知ってもらいたいのです。他人から誕生日を祝ってもらうと、承認されたと思い幸福感を覚えます。そして更に注目されたい気持ちが強くなり、次第に他人のことには全く興味を持たず、常に中心人物でいたいと思うようになるでしょう。
本音を察してほしい
本音を察してほしいというのは、誕生日アピールする人に共通する心理です。期待しすぎないよう意識しているのですが、自分の気持ちを知ってもらいたい思いもあり、それとなく態度や言葉でアピールしている状態。
本音が言えないのは相手に拒絶される不安があるためで、誕生日を祝ってもらいたいけれど、はっきり言ったら断られて傷ついてしまうと考えています。
そのため「もう歳とりたくない」と何気なく誕生日が近づいていることを伝えるなど、ワンクッション置いた形でアピールすることも。また、本音を察してほしいのは、相手を信頼しており甘えていることも関係しているでしょう。
とくに日本文化では、空気を読むことが大切とされているので、思うことをあえてはっきり発言しないのはマナーのひとつ。それが自然と誕生日アピールする心理につながることもあるでしょう。
自己顕示欲が強い
誕生日アピールする人は、心理的に自己顕示欲が強く、必要以上に他人から注目されたい思いがあります。たとえば誕生日にもらったプレゼントの話、デートで出かけた場所の話、仕事で成功した話など、自慢話が多いことも特徴。
人の話はあまり聞かず、相手の意見を否定する傾向があります。会話は自分がコントロールしたいので、結果的に話題を独占していることもあるでしょう。
自己顕示欲が強いのは、自己肯定感が低いことが考えられ、不安な自分を知られないようかなり意識しているともいえますね。自己顕示欲は最終的に承認欲求となることが多く、自分が優位になってみんなに認めてもらいたい思いがあります。
本来円滑な人間関係を築くためには公平である必要がありますが、弱い自分を隠すために無理に目立とうとしてしまうのかもしれません。
単なる話題提供
誕生日アピールする人の心理は単なる話題提供のためで、特別な意味はありませんが、話題がなくシーンしていると居心地が悪くなるタイプです。
会話のきっかけ作りやその場の雰囲気を和ませるために、何かしら話題を提供しなければいけないような瞬間がありますよね。そんな時、最近のニュースや天気の話などもよいですし、プライベートな「誕生日」の話も会話を広げるにはよいかもしれません。
誕生日は相手との共通点になることもあり、親近感を持ってもらうためにも有効でしょう。誕生日のアピールは自己開示となり、相手もオープンに話しやすくなるメリットもあります。
話題提供のために誕生日の話をする場合、安心してコミュニケーションがとれるよう、常に相手のことを考えている優しい人なのでしょう。決して自慢などではなく、話題作りが上手な人です。
寂しいから
誕生日アピールする人は心理的に寂しいためで、「一人で誕生日を過ごしたくない」「一人は恥ずかしい」といった思いが関係しています。特別な一日なので誰でもいいから一緒にいてほしい、そんなこだわりを持っているため、しばらく前からみんなに告知しています。
誕生日は一人でも楽しく過ごせますし、逆に一人のほうがいいという人もいます。しかし寂しがり屋の人は、自分だけの時間の過ごし方を知らないため、孤独感以外何も感じられないのでしょう。
人に「誕生日は何して過ごしたの?」と質問されることを想定して、何かしら計画しないと気が休まりません。とはいえ、寂しいと感じるのは自然な感情なので、誕生日や記念日などは信頼できる人と一緒に過ごすか、一人でも楽しめる映画などで時間を過ごすのもよいでしょう。
愛情確認のため
誕生日アピールするのは愛情確認のためで、自分が本当に大切にされているか確認しています。年に一度の誕生日なので、特別扱いされたいのは誰でも同じ。
とくに恋人や親友など、自分に近い人からは祝ってもらいたいですよね。普段とは違う時間を過ごすこと、そして自分の誕生日のために事前に計画してくれること。
そんな思い入れが強いほど、愛されていると感じる人もいます。異性ならこの傾向は更に強くなり、好きな人が自分の誕生日をスルーしたらとても傷つくでしょう。
逆に自分の希望や好みを聞いて誕生日を計画してくれると、とても大切にされていると感じます。「今週、誕生日なの」「食事でも行こうか」そんな流れで気になる人と接近できるチャンスですね。
祝ってもらいたい
誕生日アピールするのは心理的に人に祝ってもらいためで、SNSでも積極的に誕生日をアピールしています。他人に祝ってもらうには、相手の誕生日を祝っておくことも方法ですが、普段から手伝ったり感謝したりとポジティブな気持ちを伝えることもおすすめです。
人に祝ってもらうと喜びや幸福感を得られ、それが満足感につながります。誕生日だからこそ、そのような気持ちになりたいと思うのは当然ですが、誕生日アピールされると相手はどうしていいのかわからないことも多いです。
豪華に祝うのか、それともシンプルにメッセージカードだけでもいいのか。期待通りにならない場合もあるので、あまり期待せずにゆとりを持って人の反応を待つこともいいでしょう。
人間関係の確認のため
うまく付き合えない人や、一方的に仲がいいと思っている相手など、客観的に人間関係を確認したい時に誕生日アピールすることもあります。
良好な人間関係を築くには、お互いの立場を理解して積極的にコミュニケーションやアプローチをすることが必要。誕生日もアピールされたから祝うのではなく、言われなくてもきちんと覚えているくらいが理想的ですよね。
それとなく誕生日アピールして相手の反応を見るのは、相手が自分をどう思っているか知るチャンスになります。仲がいいと思っていた人に誕生日をスルーされたら、今後の付き合い方も考え直したくなりますよね。
逆に距離感があった相手からプレゼントをもらうと、これからもっと仲良くしようと思うはず。相互理解のためにも、誕生日は判断するよい機会になるかもしれません。
誕生日アピールされた時の対処策
誕生日アピールされて、何もしないのは失礼?と気になってしまうことは多いですよね。しかし高額なものをプレゼントするほどの間柄でない人などは、祝い方に迷ってしまうことも。では、誕生日アピールされた時にはどう対処するか、おすすめの方法をご紹介していきましょう。
一声かけてあげる
誕生日アピールされてスルーするのはちょっと…という間柄なら、当日一声かけてあげましょう。「今日お誕生日だよね!おめでとう」と軽くお祝いしてあげると、本人も覚えてもらえていたことで嬉しくなるはず。
プレゼントするほどの関係でない相手には、シンプルなお祝いが適当でしょう。マナーとして、知らないふりをするのはあまりおすすめではありませんので、会話の中でさりげなく誕生日の話題に触れてみてください。
SNSでお祝いする
誕生日のお祝いをした記録を残すなら、SNSでメッセージを送ることもできますね。「お誕生日おめでとう」と素敵なカードを添えるのもよいですし、GIFなどを使うこともよいでしょう。
ダイレクトメッセージではなく、他の人からも見えるように投稿することがコツ。誕生日アピールする人は、心理的に自分の存在感をアピールしたい思いもありますので、友人がたくさんいるとわかるようにコメント欄からお祝いすると喜ばれるでしょう。
簡単なプレゼントを渡す
誕生日アピールされたら、簡単なプレゼントで対処することもできます。高価なプレゼントは関係性によりますので、判断しにくい時はお菓子など、後に残らないアイテムでお祝いしましょう。
お祝いの品は、相手によって相場や選ぶものが変わります。職場の知り合いなどの場合、今後の関係も考えて簡単なもので済ませることはアイデアのひとつ。普段のお礼も兼ねてドリンクを奢るといった方法でも、きっと喜んでもらえるでしょう。
スルーする
人によっては、手当たり次第に誕生日アピールする人もいますので、相手の感情に揺さぶられないようスルーすることもできます。あまりにもしつこい人、よく知らない相手などの誕生日をお祝いすると、翌年も同じことの繰り返しに。
また、自分の誕生日を人に何度も伝えるのは、マナーとしてあまりよいものではありませんので、本人に気づいてもらうためにもスルーして様子を見てみましょう。
しつこい人とうまく付き合う方法
誕生日アピールだけでなく、世の中には何かとしつこい人がいますよね。仕事の失敗をいつまでも指摘するしつこい人や、興味のない話をずっとしてくるしつこい人など。そのようなタイプとうまく付き合うには、次のコツを意識してみてください。
はっきりと意思表示する
はっきり物を言うのは相手を傷つけるのでできないという人は多いですよね。しかししつこい人に対しては、曖昧な態度で接していると、かえって期待させて傷つけることもあります。
もし嫌なことなどをしつこく誘ってくる場合は、はっきり断るなど、明確な意思表示をしましょう。その際には、きつい表現にならないよう「申し訳ないけど…」などとやんわり言うこともおすすめです。
しつこい人は、断れない人をターゲットにすることもありますので、誕生日アピールも同じく「断れずプレゼントをくれるかもしれない」と期待している可能性もあるでしょう。
理由は説明しなくてもいい
しつこい人に対して断る時は、どう言い訳するべきかとても悩みますよね。適当なことでは余計にしつこくされるリスクがあり、押し売りのようにいつまでも解放されないこともあるかもしれません。
そんな状況にならないためにも、理由は言わず断ってしまうことも方法です。「誕生日会、申し訳ないけど行けない」と簡潔に伝えること。「どうして?」と質問されても「ちょっと無理なの」と理由なしで拒否する方法もあります。
理由を詳しく伝えると、しつこい人はうまく解釈して「大丈夫だよ」「できるよ」などと説得してくるでしょう。押しが強い人なら、結果的に嫌々何かをさせられてしまう可能性もあるので注意が必要です。
できることをはっきり伝える
誕生日アピールをしつこくされるような場合、何か買うべきなのか迷っていると、ひたすら時間だけが経ってしまいます。優柔不断になっていると、しつこい人はどんどん入り込んできますので、その場合はどこまで許容できるか明確にすることもおすすめです。
たとえば「給料前だから食事は行けないけど…」など、できる範囲を説明して、それ以上はきっぱり断ってしまうのです。「飲み会は8時までならOK」など、無理のない範囲を伝えておきましょう。
興味を持たないこと
しつこい人は、自分に興味を示す人に近づく傾向がありますので、会話が少し盛り上がっただけでプライベートなことまで踏み込んでくる可能性があります。
誕生日のアピールも、しつこく言われると正直面倒に。しかし逆に考えると、自分が相手に興味を示して「誕生日はいつだっけ?」などと無意識に言っていることもあるかもしれません。
また、しつこい人の対処で頭を悩ませる時間も、実は相手に興味を示しているのと同じ。ストレスにならないためにも、しつこい人との距離感はうまくとっておきたいですね。
誕生日がどうでもいいという心理とは?
誕生日は自分の生まれた日なので、特別な意味がありますが「どうでもいい」「いつも通りの日」とそれほど意識しない人もいます。そのような気持ちになるのは、次のような心理背景が関係しています。
プレッシャーがある
「誕生日は何するの?」「どこかに行ったの?」など、周囲の人が色々と質問してくるかもしれません。そのことも影響し、誕生日は特別に過ごさなければいけないとプレッシャーのようなものを感じることもあるでしょう。
「特別な日だから特別なことをしなければいけない」という一般的な解釈があると、つい無関心になりたくなるでしょう。このタイプの人は、事前に計画を立てることはせず「なるようになる」といった気持ちで一日を過ごすことが多いです。
通過点に過ぎない
誕生日はどうでもいいと思うのは、心理的に通過点に過ぎないと思うため。年齢の節目や自己成長のステップなど、祝うというより心を引き締めて新たな一年を過ごしたい思いがあります。
誕生日を通過点にすることは、それまでの一年を振り返り未来へ向かうこと。この機会に新しい趣味を始めたり旅行をしたりと、記念に残る何かをやってみることもよいでしょう。
決して何でもない日ではありませんので、みんながやるような誕生日会などではなく、自分へのご褒美として特別なリフレッシュをしてみるのもひとつの方法です。
期待したくない
誕生日に無関心になる人は、あまり期待したくない思いがあるためです。何も予定が入らずショックを受けるくらいなら、最初から誕生日はいつも通りだと思ったほうが気が楽なのです。
恋人や家族がいても、誕生日は必ずしも期待通りの一日になるとは限りません。誕生日プレゼントに満足できなかったということもありますので、大切な一日にネガティブな気持ちにならないよう、最初から諦めている状態ともいえます。
誕生日アピールする人の心理には様々な思いがある!
誕生日アピールする人は、心理的な背景として自分をもっと受け入れてもらいたい思いや目立ちたい気持ちなど、色々なものが混ざっていることもよくあります。
誕生日は、自己成長を実感する大切な一日です。人に祝ってもらわなくても、一人で快適な時間を過ごす方法はたくさんあります。多くの人に祝ってもらうよりも、大切な人だけに祝ってもらうのが一番。
最近はSNSの影響で「友人は多いほうがいい」という雰囲気がありますが、誕生日は人に自慢するものではなく、自分が一番幸福になるための特別な日なのです。
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