スルースキルが低い人は、社会生活で色々な壁にぶつかる可能性が高いです。とくに人間関係、人の意見や考え方、態度など、スルーしたほうがいいことをそのまま受け止めてしまうとストレスが溜まってしまいますよね。
スルースキルが低い人が悪いのではなく、他者に気を使い過すぎることを少し改善すればいいでしょう。
そこで今回はスルースキルが低い人の特徴や、もっと楽に生きるコツについてご紹介していきますね。
スルースキルとはなにか?
スルースキルは自己啓発でも最近よく話題になる言葉で、ネガティブなものとどう付き合うかのポイントになっています。
自分を守るためにストレスをどう軽減させるかはとても大切。ではビジネスでも重要スキルとして注目を集めているスルースキルについて、まずは詳しく見ていきましょう。
スルースキルについて
スルースキルは自分が嫌なものをスルーすることで、他人の言動やイライラするシチュエーションに振り回されないためのテクニックといえます。
真正面から人の意地悪を受け止めてしまうと、かなり凹んでいつまでも悩みますよね。そんなときスルーできると、相手とぶつからずにうまく付き合える可能性があるでしょう。
とくに人間関係をこじらせるコミュニケーション。仲間の気になる一言で夜に眠れないなんてこともありますよね。
気にしないためにはどうするか、そこでスルースキルが必要になるのです。プライベート、ビジネスなどあらゆるところで便利なスルースキルでしょう。
とくに仕事の場合、スルースキルがあるからこそ余計なことで頭を使わずパフォーマンスに集中できるようになります。
他人をコントロールするのではない
ネガティブなものとの付き合い方は、辛抱強く自分が我慢しないといけない…というイメージがあるもの。
スルースキルはそのようなストレスを抱えない込まないために、相手を黙らせるスキルではありません。
また同時に人に対して、いつまでも自分が沈黙を続けることもスルースキルとは違う意味があるでしょう。友達の一言でふてくされたり、イラっとした態度になることもスルースキルではないのです。
そもそも人の考えや意見をコントロールすることはできないので、みんなが自分と同じ価値観であると思いこまないようにしましょう。このうえで他人にイライラしないためには、気を取られすぎないのも大事です。
無視とは違う
スルースキルは受け流す力のことで、他者のネガティブな言動や必要のない情報などをうまく受けとめて自分の負担を減らすスキルです。
比較されるのが無視することですが、無視は基本的に他人を完全にブロックして返答しない、目を合わせない、会話しないなどがあるでしょう。
スルーするのは、表面的には普通に接しながらも心や頭のなかで受け流すことになります。無視は社会生活のなかで、パワハラになる恐れもあり人間関係を複雑にする要因に。
相手の存在を完全に否定して関りを断つことは、ビジネスではもちろん普段の人間関係でもできれば避けたいことですよね。
人に無視され時、心に大きな傷を負い孤立感や自己否定などネガティブな感情が増えます。他人にそのような思いをさせることをせずに、スルースキルは上手に距離を置いていくことでもあるでしょう。
スルースキルが低い人の特徴
スルースキルが低い人は、心身に大きな負担をかけている可能性があります。他人とうまく付き合うためにも、まずはスルースキルが低い人に共通するポイントをみていきましょう。
真面目な人
物事をそのまま受け止め過度な責任感を持ってしまう真面目な人もいます。例えば「その髪型似合ってないね」と友達にもし言われたら、真面目な人はずっと悩み続けてしまうでしょう。
真面目であることは生きていくうえでとても大切で、人から信頼されるメリットになります。
しかし真面目過ぎて融通がきかなくなると、場合によってマイナスになることもあるでしょう。
人の言動がスルーできない真面目な人は、すべてストレートに受け止めていますので不要なストレスも抱え込んでいます。
真面目で手を抜くことをしないので、結果的に自分を犠牲にしがちでしょう。マイルールがあることもスルースキルが低い人に共通していて、絶対にそうでないといけない…といいう徹底した価値観が息苦しさの原因になってしまうのです。
正義感が強い
正義感が強い人は、スルースキルが低い人の特徴で誠実なリーダー的な存在ではありますが、固定観念が強すぎて周囲と衝突するケースもあるでしょう。
自分にとても厳しく周囲にも同じことを要求してしまうのです。その際に相手の事情をイメージすることが難しく、柔軟性のない態度になる場合もあるでしょう。
自分の信念を持つことはとても大事、しかし世の中には白と黒で判断できないことも多くグレーゾーンを受け入れるべき場面もあるのです。
正義感が強い人は、自分の価値観に添って人を助けることもあるでしょう。そうするべきだという高い基準があるためで、とくに不公平な状況を見るとイライラしてしまうのです。
スルースキルが低い人は正義感があるので、人を非難することも多いでしょう。自ら人にストレスを与える立場になり、場合によって孤立することもあります。
他人の評価が気になる
他者との距離感が難しい人は基本的に他人の評価を気にしているためで、無意識に人と自分を比較しているからかもしれません。
自己肯定感が低く他人から嫌われていないか、またはきちんと認められているかいつも気にしています。
そのためコミュニケーションのなかで気になる言葉を言われるとグサッときて、相手の思っていることをずっと想像してしまうでしょう。
完璧主義でミスが怖いタイプです。結果が悪いと周囲に受け入れてもらえない不安があるからでしょう。
このタイプはSNSのコメントなどを極端に気にすることもあり、自信がないのでそのような態度も周囲にわかっていること。
本来スルーしないといけない不要な情報も、自分の評価につながることなので過敏になっています。
人の顔色をうかがう
自分勝手に行動するのはよくありませんが、逆に人の顔色をうかがいながら暮らすのは苦痛ですよね。
スルースキルが低い人は他者から嫌われるのはとても不安なので、自分の本音を隠し周囲に合わせてしまいます。
人の顔色をうかがいやすい人は幼少期の経験が影響しているといわれていますが、社会生活を送るうえで線引きしないといけない場面もあるでしょう。
相手の表情や言動で自分の評価をさぐっている状態です。このため相手の言葉すべてをストレートに受け止めて不要に傷ついてしまう場合もあるでしょう。
スルースキルが低い人は、他人の気持ちを読み取ろうと余計なエネルギーを使っています。自分軸で生きるためにも他人の顔色は気にしないことが大切です。気遣いのつもりかもしれませんが、自分の本音が出せなくなる原因になってしまうでしょう。
平和主義である
平和主義者は相手にどんなことを言われても我慢をします。自分が感情的になるとその場の雰囲気を壊すので、相手に迷惑をかけず自分さえ我慢すればいいと考えるのでしょう。
スルースキルが低い人は基本的に優しい部分があり、人の気持ちを完全に受け止めて理解しようとします。
たとえそれが自分に向けられたネガティブなものであっても、きちんと解釈してあげたいのでしょう。
争いや衝突はできるだけ避けたい、そんな思いは人間関係を穏やかに構築したいスタイルになっています。
とても共感力が高い人で我慢できるため、みんなから好かれる存在になるでしょう。ところが逆に八方美人にも思われ、はっきりしない態度が周囲の否定的な評価につながる場合もあります。
自己主張は控えめなので、嫌なことを言われても自分のなかで溜め込んでしまう一面もあるでしょう。
深読みしやすい
他人の言動がスルーできないのは、相手の行動や言葉に対してとても敏感であるためで、言葉の裏に隠されたものを読み取ろうとしています。
「大丈夫だよ」と言われても、相手の言葉が信じられず本当は辛いのではないかと感情的に思うタイプでしょう。
スルースキルが低い人は感受性が高く、人の些細なことにすぐに気づきます。しかし深読みばかりしていると取り越し苦労も多く、自分で余計なストレスを作っていることも。
人間関係で悩みやすく、コミュニケーションのあとにどっと疲れてしまう可能性が高いでしょう。
深読みしやすいのは他人の感情の変化、表情の変化などに過敏になるから。逆に観察力が高いともいえますが、自信のなさが関係して自ら最悪のシナリオを作ってしまうこともあるのです。
神経質
神経質だと他人のことにすぐに気づき、責任感もあるので人間関係で疲れやすい場合が多いです。他人の感情に左右されるため、スルーできないことはよくあるでしょう。
神経質な人は他人に負担をかけないよういつも気にかけていますので、自分が傷ついても相手が大丈夫ならそれでよいと考えます。完璧主義なところもあるため、限界まで耐えてしまうのでしょう。
また神経質な人は人の境界線を引くのが苦手で嫌な人でも、心理的な距離を置けない傾向があります。
些細なことをいつまでも気にするため、人の価値観や考え方はまるごと受け止めているかもしれません。
物事に過敏に反応するのは細かいところまでみているため。すぐ心配になりますので精神的に疲れやすいでしょう。
感情的になる
スルースキルが低い人は感情的になりやすく、人間関係のストレスを受けやすいです。心の余裕がないことも関係していて、他人の不満や批判を聞くと共感しようと必死になるでしょう。
人を思うことは素晴らしいのですが、感情的な時の判断は後悔することも多くネガティブ感情の扱いで困ることもあります。
喜怒哀楽が激しいため、人の言動に対しその場で反論したり怒りをあらわにしたりすることも。
冷静に考えればどうでもいいことも、感情が先走るため他人と距離感を作るのが難しくなるでしょう。
感情的になっていると慢性的なストレスがあり、それが原因で精神的に余裕がなくなる場合もあります。決してネガティブなことではないのに、感情的に解釈して孤立することもあるでしょう。
断れない
断れない性格はスルースキルが低い人に共通することで、人に嫌われたくない思いが非常に強いです。
受け流すことに罪悪感があり、人の言動はそのまま受け止めて理解してしまうことも。人から頼まれたことは大変でも、その場で受けてしまい結果的に自分が利用される場合もあるでしょう。
断れない人は他人と関わる時、即答したりすぐに理解しようとしたりせずに一旦間をおくことも必要です。
断ることは場合によって大事でしょう。人のためではなく自分を優先して考えてみましょう。
断れない性格は、他人の言動をすべて真正面から受け止めているのと同じです。ストレスを抱え込みやすく、いつまでも人に言われたことや、やられたことを思い出して不安になってしまうのでしょう。
スキルを磨くコツについて
スルースキルが低い人も、考え方や日常の行動の仕方を少し見直すと今よりも楽に生きることが可能です。ではスキルの磨き方についてポイントごとにご紹介していきましょう。
ポジティブ思考になる
スルーできないのは自分にもネガティブ思考があるからかもしれません。相手は決して悪い意味でいったのではないのに、自分のネガティブな解釈方法によりストレスになっていることも。
日常の些細な内容でもいいので、ポジティブに捉えるものをたくさん見つけていきましょう。
自分を変えることもポジティブ思考のポイントになりますので、ネガティブな言葉使いから直し、習慣化していきたいですね。
人を変えることはできませんが、自分がポジティブになればもっと他者との付き合いも楽になっていくでしょう。捉え方を見直すことができると、楽に生きやすくなるのです。
相手の気持ちを勘ぐらない
スルーするには、あまり相手の気持ちを勘ぐらず言葉の裏は読みすぎないことが必要です。ネガティブなことはどうしても頭に残りやすく、いつまでも悩みますよね。
モヤモヤした気持ちになるのは自分の考え方のためです。相手の発言や行動の真意はその人にしかわからないことなので、気持ちをさっと切り替えてその場を去りましょう。
人の気持ちを考えるのは人間関係を維持するために大切ですが、自分の感情コントロールが難しいことは表面的に受け止めるだけになるもの。
人によっては、冗談なのか本気なのかわからない発言の仕方をすることもありますよね。深く考えないことは今後スルーする際のメリットになるでしょう。
物理的な距離を置くこと
スルーしにくい相手というのは、基本的に苦手意識があると思われます。言い方がきつい人やいつもネガティブな言い方をする人などは、どうしても心が傷つきますよね。
苦手な人とは物理的な距離を置いて付き合うことも、スルーするコツになります。不愉快な人から離れるには、心理的にも物理的にも距離が必要でしょう。
できるだけ同じ空間にいないよう工夫して、どうしてもコミュニケーションとらないといけない場合は、要点だけまとめ日常会話にしないことが必要です。
あからさまに相手を拒否する態度は更に関係を悪くする可能性がありますので、適当な言い訳をしてその場を去ることもいいでしょう。
無視も必要
わざと不愉快なことを言ってくる人も、世の中には少なくありません。そんな時にスルーするのは大変かもしれませんが、その場合はスルーではなく無視するのもコツでしょう。
気づかないふりでやり過ごしたり、そのまま立ち去ったり相手の思い通りの反応をしないことでうまく距離感を維持できます。
間接的な嫌味や文句は相手の真意を考えたくなりますが、そんな自分は無駄なエネルギーを使うのと同じ。それよりも無視して好きなことをたくさん考えていきましょう。
都合よく解釈する
適当に相づちを打ち話題をそらしたり、相手の発言を阻止したりすることはスルースキルのポイントです。
また有効な手段として嫌な状況では、都合よく解釈するのもストレス軽減の方法なので、文句ばかり言う人も世の中には存在するのだと諦めるのもいいでしょう。
決して自分に向けられたネガティブなものではなく、相手自体がネガティブなのだと解釈することが大切です。
都合よく相手が発言するように、自分も都合よく理解してしまえばいいのです。自慢話、興味のない話など、敵意がない話題もあるでしょう。そんな時にオウム返しなどで都合よくやり過ごしてみてください。
自己肯定力を高める
人の言動に振り回されてしまうのは自信不足が関係しているかもしれません。これからは自己肯定力を高めスルースキルを身につけていきましょう。
自分が悪いのではなく、相手の価値観と合わないだけの可能性もあります。自分が評価されていることや得意なこともたくさん思い出してみてください。
小さな成功体験を積み重ねることで自信は高まりますので、苦手な人をうまくやり過ごした瞬間などは成功経験として理解するといいでしょう。
スルースキルを上げることも大切
スルースキルが低い人は、真面目で相手を思いやる気持ちが強い人なのでしょう。自分がダメなのではなく少しだけ解釈方法を変えていくだけで、ストレスが減り対人関係も楽になります。
そのためにも、場合に応じてスルーすることを意識しましょう。最初は軽く練習から始めてみてください。
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