目を合わせない人は心理的に関係する理由があります。とくに初対面だと緊張して相手の目が見られないことはありますが、心理的なものはあらゆるシーンで関係していてコミュニケーションや人間関係にも影響を与えるでしょう。
それでは目を合わせない人の心理や付き合い方などを解説していきますので、改善できるところからはじめましょう。
目を合わせない人の心理について
「目は口程に物を言う」という言葉のように、人の視線や目の動きは心理状況や考え方などを示しています。
視線の位置が定まらないと、相手もなんとなく居心地の悪さを感じてしまうもの。ではなぜか目を合わせない人、視線をそらすというのは次の心理背景から詳しく見ていきましょう。
警戒している
目を合わせない人は心理的に相手を警戒しているためで、自分の思っていることや考えていることを悟られないようにしてします。
人の視線でわかることはたくさんありますので、たとえば嘘をついている相手にバレないためにわざと目をそらすこともあるでしょう。
また逆に自分がどう思われているか、相手の視線で気付くのが怖いことも関係しています。人を警戒するのは自分の心理状態が関係していますので、家族や仲がいい人とはそのようなことはないと思います。
少し距離があり、良く知らない相手や信頼関係がない人などは自然と警戒するでしょう。脳の働きで、アイコンタクトにより強い刺激を感じ警戒してしまうこともあるかもしれません。人付き合いが得意な人でも、場合によってそのような反応をすることはあるでしょうね。
相手に集中していない
目を合わせない人は心理的にほかのことで頭がいっぱいで、相手の存在が意識にない場合があります。
たとえば面白いSNSをみつけたとき、スマホに集中して話しかけられてもすぐ反応できないことがあります。
ほかに気を取られていると、会話中でも相手と視線を合わせることはなく不快な思いをさせてしまうこともあるでしょう。
会話していても自分の置かれた環境がとても緊張する場合や、視覚情報が多すぎて気を取られる場合もあります。
なにかに没頭するとそれだけになってしまう人は、とくに目を合わせないことが多いでしょう。
個人の性格や環境によっても異なりますが、アイコンタクトはコミュニケーションをスムーズにするテクニックでもあるので、なるべく相手に集中することは必要です。
好きな人だから
目を合わせない人の心理でよくあるのは恋愛が関係するシーンです。自分が好意を寄せていることを知られたくないために目を合わせない、または恥ずかしくて目を合わせられないという心理でしょう。
これは好き避けとも呼ばれ、好きなのにわざと避けている行為と同じです。恥ずかしい気持ちは視線が泳いでしまう心理的な要因ですが、場合によって相手がどう思っているのか反応を確かめるために視線を合わせないこともあるでしょう。
会話中の表情が照れていたり、硬い表情だけどただ緊張していたりするのは好き避けでも脈ありの可能性があります。
逆に目が笑っていない、退屈そうにしている、そっけないというのは嫌いで避けている可能性があり目を合わせたくないこともあるでしょう。
視線が怖い
目を合わせない心理は人の視線が怖いためで、恐怖を感じ過度な緊張により目を合わせられない状態です。
理由はいくつかあり、相手と目を合わせることに恥ずかしさを感じることや、相手から怒られていると感じる視線の恐怖など。
または自分の目つきが相手に不快感を与えていると不安になることもあるでしょう。あらゆる思いが重なり、人と目を合わせるのがとても怖い状態です。
個人が対象ではなく周囲全体の視線が怖く感じることもあり、集団のなかにいるのが嫌になる人もいるでしょう。
対面で話をする際は人の目をみなくても、口元や鼻など少しずらしてみることもできるでしょう。視線が怖いときは深呼吸しておくと恐怖心が多少和らぐのです。
ストレスを減らすため
目を合わせないのは、心理的に自分を守りストレスを減らす意味があります。たとえば苦手な相手や嫌いな人とコミュニケーションするとき、目を合わせるとイライラなどネガティブな気持ちになるでしょう。
そんなことがわかっているため、あえて目を合わせずストレスを軽減しようとする心理があるのです。
すべての人が対象ではないかもしれませんが、過剰な刺激を回避するため本能がそうさせているのでしょう。
目を合わせないのはとても不自然で、もっと状況を悪くする恐れがあります。自分の印象が冷たくなったり、話を聞いていないと思われたり。
苦手な相手だと関係が悪くなり、さらに距離感が生まれるでしょう。しかし他人の視線から受けるストレスもあるので、目を合わせないのは仕方ない対処法です。
劣等感がある
自分自身に劣等感があると、他人と視線を合わせるのが苦手になります。自分は相手よりも劣っていると感じると、無意識に目をそらしてしまうことがあるでしょう。自分がダメな人間だと相手とわかってしまうのが怖い時も。
見透かされる不安は視線にどうしても表れてしまいます。劣等感が強い人は相手と比べる癖があり、ネガティブなものに意識がいきやすい状態。人の視線から感じるプレッシャーが過度にあるのでしょう。
他人と比較することが、減るともっと自分に自信を持てるようになります。子供の頃から親に兄弟で比較されるなど、育った環境も劣等感が誕生する原因でしょう。
また顔にコンプレックスがある人も、相手の目を直視できないことがあり人と距離を置きたくなります。
コミュニケーションが苦手
目を合わせないのは心理的にコミュニケーションの苦手意識が関係していて、対人関係で不安になったり悩んだりすることがよくあります。
視線を合わせず完全に下を向くのはあからさまで、相手に不信感を抱かせる原因でしょう。話もはずまず居心地が悪い状況になりますので、そんなときは目と目の間を見るなど工夫も必要です。
コミュニケーションは無理して盛り上げようと思う気持ちや、自分の評価を意識することなどが関係しているでしょう。
そんな人は無理に自分が会話をリードせず、相手の話をじっくり聞くだけもよいでしょう。具体的な改善行為を意識するためで、少しずつ苦手意識は和らげることができます。自分のことを話すのが苦手なら、質問を繰り返すだけでも会話は成り立つでしょう。
自信がない
自分に自信がないと相手の目をじっくり見ることができません。「どう思われているか」が頭のなかにありますので、緊張して視線を合わせられないのです。
自信がない人は、自分を適切に評価していないためで他人よりも劣っていると感じやすくすぐ落ち込んでしまうでしょう。
能力があるのに発揮できない人によくあり、真面目で完璧主義なところが視線を合わせない理由にもなっているのです。
人の視線を気にすると自分が振り回されてしまい、会話の流れも相手優先になってしまうでしょう。
自分の意見を主張できないまま会話が終わり、煮え切らない思いをすることも多いです。また理想が高すぎることも自信がない人にあることで、ギャップを感じて自分がダメに思うでしょう。
虚栄心のため
目を合わせない人の心理は、不安などとは逆に虚栄心が関係していることがあります。実際の自分以上を見せたい思いや、他人の評価を高く気にすることが理由でしょう。
このタイプは自分を誇張する傾向がありますので、相手と視線を合わせると本当の自分がバレる恐れがあるのです。
自分が考えることよりも、人にどう見られるかが一番優先されるでしょう。賞賛されるよう気にかけているので、ストレスも感じやすい状態。本当の自分を隠すことも習慣になっているので、疲れてしまうことが多いです。
虚栄心は弱みを見せない心理的なコンプレックスで、防衛本能として他人と視線を合わせないことが根本にあるでしょう。
自己顕示欲が強く注目されたいために、逆に視線を合わせず相手に心配してもらいたいのです。
羞恥心
目を合わせない人は自分の容姿や行動、言動がみっともないと感じるため。羞恥心が強いと社会生活を営む上であらゆる行動を抑制することがあります。
また失敗を避けるために自分を守りすぎることも羞恥心のせい。過度な完璧主義なので他人の失敗を自分のことのように感じることもあります。
他人に完璧な姿を見せることがいつも頭にあり、それに近づけないと恥ずかしくなりプライドも高いことが原因に。羞恥心は自己評価が低いために起こるもので、他人の視線に敏感になっています。
会話中は目を合わせないでダメージを減らしているのでしょう。羞恥心があるのは繊細な感性があるということ。それをほかのことに使い自分をもっと大切にすると、楽になります。
目を合わせないとデメリットが?!
目を合わせるのは誰しも多少苦手なところはあると思いますが、目を合わせないと相手から次のような印象を持たれる可能性があります。
集中してないと思われる
目を合わせるということは、その事柄や物事に意識がいっているサインです。目を合わせないことで「話を聞いているのか」相手が不安になってしまいますし、関係性によっては失礼に思われることもあるでしょう。
たとえば職場なら仕事に関係する大事な伝言かもしれませんし、作業に関する話の場合もあるのです。
目を合わせないのは、あらゆる理由があり自分なりに言い訳ができるかもしれませんが、相手には伝わりにくいことでしょう。
集中していないと思われたら頼みごとができず、大事な話ができないため今後の関係に支障がでる可能性も。
相手を安心させることはどんな場合にも必要なので、意思疎通でいまできるところからはじめましょう。
心理的な距離
好き避けのように恋愛感情がある相手なら、目を合わせないことで自分が受け入れられてないです。
話しているときに目を合わせるのは自然なこと、とくに意思疎通を取るためにはアイコンタクトは欠かせません。
しかし目をそらしたり他を見てしまったりする態度は、心の距離が遠く感じる原因で信頼関係を築く際に問題になることも。
どのような評価をされるにせよ、相手と目を合わせるのはコミュニケーションの大事なポイントです。
自己開示の意味もあるため、目を合わせない人とはどうしても距離が生まれてしまうのでしょう。
嫌われている
目を合わせないと嫌われていると誤解されてしまいますので、好意を寄せる人や今後も付き合いを続けたい相手とはなるべくアイコンタクトを取り自分の気持を受け入れてもらう必要があります。
目を合わせないのは決して相手が嫌いなわけではありません。感情コントロールや心理背景が関係していますので、自分でも理由がはっきりしないことはあるでしょう。
デメリットとして相手によい印象を与えられないのは確かなので、嫌われたくない人ならとくに意識して目を合わせること。
目を合わせたりそらしたり、違う方向をみたり。視線が泳いでしまうのは一番気づかれやすい態度です。好かれるためにも優しく笑顔で相手を見てください。
恥ずかしがり屋だと思われる
恥ずかしがり屋とは無理に付き合うのが悪く感じてしまうので、自然と人が離れる恐れがあります。
恥ずかしがり屋な人は周りが気を遣ってしまうので、逆に緊張感が高まるかもしれません。もっと楽に人間関係を築くためにも、恥ずかしいところを見られてもいいのだと自信をもってください。
シャイな人だと思われ相手が配慮して、コミュニケーションしてくれる場合もありますが、逆に気を遣って疲れてしまう人もいます。
理想的なのは話しやすい人でしょう。自然と目を合わせて話したいことが話せる空間です。恥ずかしいと感じるのは目を合わせた瞬間だけ。少し気楽に会話を楽しんでみてください。
目を合わせるためにやることは?
目を合わせないのは苦手意識が関係していて、自己否定や他人の意見を気にするなど、あらゆるネガティブな原因につながります。では上手に視線を合わせるためになにをするべきか改善方法をご紹介しましょう。
視線を合わせることを減らす
目を合わせるのが苦手な人はプレッシャーを感じているからでしょう。このため会話中ずっと目を合わせるのではなく、全体の30~50%だけ視線を合わせることを意識してみてください。
ずっと目を合わせたまま会話するのは、逆に相手が居心地悪く感じてしまいますので、時折下を見るなど視線を動かすことがおすすめです。
たとえば話している相手を、10秒間ぐらい見つめて自分が話している時は少し目を話すなど。間違って威圧感を与えるのは、デメリットになりますので時間の目安を活用してみてください。
見るところをはずす
アイコンタクトをするときは目を見るよりも目と目の間など、焦点を少しずらすこともおすすめです。
相手の両目と鼻を結んだTゾーンは、苦手意識が強い人にも見やすい部分でしょう。緊張すると余計に視線が泳いでしまうので、このエリアを見ていると自然なアイコンタクトになり相手も安心して会話が続けられるのです。
もし目が合ってしまったらすぐに逸らさないこと。数秒間でもキープできれば好意的に受け止めてくれるはずでしょう。
気にしすぎない
目を合わせないと自分が悪者に見える…など、過剰に反応せずにリラックスしてください。目を合わせない人は基本的に自分に原因があると思いがちなので、自己否定しないためにも気にしすぎないこと。
アイコンタクトだけでなく言葉や態度、スキンシップなども人とコミュニケーションとる大切なポイントなのでほかにできることで対処してみてください。
相手が意図的に目を合わせないようにするなら、無理に関わることはしないほうがよいでしょう。お互いの距離感を大事にして、その場をやり過ごすことも方法です。
身近な人と練習
知らない人や初対面だと、どうしても目を合わせるのは抵抗がありますが、普段一緒にいる人ならアイコンタクトをとることはできるでしょう。
普段の何気ない会話で自分から目を合わせるなど、少しだけ意識して練習してみてください。時間の取り方や視線の外し方なども、身近な人が相手ならやりやすいですよね。
鏡を遣って練習
鏡のなかの自分と目を合わせる練習をしてみてください。苦手意識がある人はたとえ自分自身でも恥ずかしくなったりするものです。
鏡を遣って目以外のどこを見るか練習したり、好感度の高い表情を作ってみたりするなど相手に与える印象を理解しておくと、より他者と接しやすくなるでしょう。
動画サイトでカメラ目線の人と、アイコンタクトとる練習も有効です。または買い物でレジのスタッフと目を合わせるなど、色々なシーンが使えると思いすでしょう。
目を合わせない人の心理を理解してみよう
目を合わせない人は心理的な理由がありますが、自分のせいにせずちょっとだけ意識改革するつもりで今後も他人と会話してみてくださいね。
自分の不安よりも相手の気持ちに意識を集中させると、自然とアイコンタクトがとれることもあります。
相手の恐怖心を和らげること、そんなリードする気持ちが目を合わせることから抵抗を減らしてくれるでしょう。
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