職場で人に利用されると感じたことはありませんか。自分だけ色々な仕事を頼まれたり、嫌な作業をやらされたりするなど、不公平な状況を経験したことがある人は意外と多いでしょう。
利用される人はターゲットになりやすい部分があるため。仕事に行くのが嫌になる前に、抱える負担を軽減する方法を詳しく解説していきます。
利用されているサインとは?
他人から頼まれたことをやるのはチームワークを維持するためにも大切なことですが、毎回自分だけが対象になっている?と感じてしまう場合もあります。では人に利用されているのかどうか、疑問に感じたら次のポイントをチェックしてみてください。
必要な時だけ連絡がくる
都合よく他人を利用する人は自分の都合に合わせていますので、相手の状況を考えることはないでしょう。
職場や私生活を含め、必要な時だけ連絡してくるのは利用している可能性があります。たとえば面倒くさい仕事を抱えている同僚、普段あまり会話しないのにそんな時だけに限って連絡や声をかけてくるでしょう
人を利用するのは自己中心的なタイプのためで、自分の困りごとを解決することだけに意識が集中していますので、職場なら相手がどんなに忙しくしていても構わずアプローチしてくるでしょう。
逆に困っている時は視野に入れず無視することもあるかもしれません。なにか頼みたい時、愚痴りたい時など、普段とはまったく違う行動パターンに。労力をかけたくないために都合よくコミュニケーションがとれる人を選んでいるのでしょう。
甘えるのが上手なのかもしれませんが、職場ではストレス原因になりますよね。こちらの精神的な負担を考えない行動が目立つときは、人を利用していると考えられます。
断ると相手は不機嫌
職場で利用されると感じる人は、頼みごとをしている人のリアクションを思い出してみてください。
帰り間際に仕事を頼んでくる人など、もし断ったらどんな態度になるのか気になることも。断ると不機嫌になる場合は自分の思い通りにならないからで、拒絶されたことでショックを受けているでしょう。
その感情をうまく処理できないため高圧的な態度になったりわかるように不機嫌になったりしてしまうのです。
そんな場面がよくある人は、利用の対象にされているかもしれません。自分のお願いを聞いてくれるのが当然だという態度で接してきますので、断ると怒りをアピールしてくるでしょう。
だからこそ余計に嫌でも受け入れてしまうので、利用されやすくなってしまうのです。利用される人が悪いのではなく、断らないところを弱みとしてつけこんでいるのでしょう。
いつも機嫌をとらないといけないと感じる人がいるのは、利用されているサインの可能性があります。
感情が未熟な大人はたくさんいますので、そんな人とはできるだけ距離を置いたほうが無難でしょう。
感謝されない
他人のためになにかやってあげてもいつも感謝されない…という状況は、自分の親切が無駄になり辛いですよね。
利用してくる相手はやってもらって当然だと感じているので、特別なことをやってもらった意識はないでしょう。
いつもそんな人の対象になるのは利用されている可能性があり、感謝しなくても文句はいわないだろうと思っているのです。
利用されてしまうのは、人助けや手伝う状況が頻繁にあるのでそんな行動が当たり前で色々と他人がお願いしてくるのでしょう。
一度だけ助けた相手ならありがたみが多いかもしれませんが、何度も利用されているとそれが次第と自分のタスクにもなりかね無いのです。
また相手の期待値が高いとき、それに満たない作業や仕事をすると不満を抱えて感謝してこない人もいるでしょう。
利用されていると感じるのは自分の見返りもありますので、期待した感謝の態度が見られないと利用されたと感じることもあるのです。
自分ばかり損している
自己肯定が低くなっていると、自分ばかり損している気分になりますので、周囲を責める前にまずは自分と向き合うことも大事です。
とくに真面目で責任感が強い人は利用されても、文句を言わずがんばってしまうでしょう。そんな優しさを利用してくる人がいますので、無理をせず自分を優先して考えることが大事です。
また利用されるのは相手がお願いしたこと以上を、いつもやってあげるため。がんばりすぎる性格は結果的になんでも引き受けてしまい、周囲が利用したくなってしまうのでしょう。
いつも仕事が多い、いつも出費が多い、周囲が自分を大切に扱ってくれないなど、ネガティブな感情になるとすべてが悪く見えてしまいます。
一度そんな立場になると状況が固定され頼まれやすい環境ができ、より一層自分だけが損している気分になることも。
人のためになにかやってあげても感謝の言葉ひとつもないと、自分が損した、利用されたと感じるのは当然ですよね。
価値がなくなると付き合いが減る
利用される人は相手にとって価値があるからで、それがなくなると付き合いは減っていきます。
損得勘定は職場でももちろんあり、自分に利益がある人には積極的にアプローチしますが、メリットがなくなると途端に距離を置くでしょう。
本来人間関係は利益を考えて選ぶものではなく、一緒にいたいから、楽しいから、または勉強になるからといったメリットが含まれているもの。
利用されているときは相手にとって利益があるということで、相手の言いなりにならなくなると急に関係は終わってしまうでしょう。
人を利用するタイプは自分が得することだけに意識が集中されているため損得勘定が働いているのは周囲にもわかるのです。
価値がある人、ない人という基準そのものが周囲に警戒される原因に。たとえば職場で自分の時間を削ってでも他人を助けている人が、急に忙しくなりほかに手が回らくなったときもあるでしょう。利用する人はほかのターゲットを探していると感じるのです。
自分の頼み事は聞いてもらえない
人の頼み事ばかり引き受け自分が困ったときは、頼み事が聞いてもらえない場合があります。
そんな関係は利用されているサインで、そのような人は他人から嫌われないよう自己肯定感が低い可能性があるでしょう。
お互い様、というのは人間関係で大事なポイントになり自分が助けてもらったら相手を助けてあげるというのが一般的。
利用されている時はずっと一方通行で、自分の番になっても相手は見知らぬふりをするでしょう。
また共通点として利用されやすい人は、自分から他人に甘えるのが苦手な傾向はありますので、いつも頼み事を聞く立場になってしまいます。
頼みやすそうな雰囲気がある人、断らない性格などは利用されるばかりで周囲は逆に助けてあげる意識は少ないでしょう。
職場で利用される人の特徴について
職場で利用されやすい人には次のような性格や共通点がありますので、今後対象にならないよう当てはまるところは意識して改善してみてください。
断れない性格
断れない性格は職場で利用される人に、共通する大きなポイントになります。なぜ断れないのか、きっと心の奥では相手に嫌われるのが嫌だからという理由があるのでしょう。
どんなに大変なことでも断ったら相手が不快になるからできない…二度と声をかけてもらない…など不安になってきます。そんなときは、嫌われる勇気をもち自分と相手に境界線を作ることも必要でしょう。
また断れないのは周囲から良い評価を得たい思いも関係していますので、なんでもやってくれるいい人、いつも助けてくれる人というイメージがあるから。
断ることは決して人間関係を悪くするものではなく、自分を守るためにも欠かせないことです。
とくに職場は人間関係がストレス原因になりやすい場所なので、より負担を抱えないためにも断りたい案件なら即答せず時間をかけることも良いでしょう。
または断らずに代替案を提案したり、はっきり断らず用事があったりするなど、徐々に断ることに慣れる練習も必要です。
自己否定している
自己否定していると職場で利用されることが増える可能性があります。その理由は「自分はダメだ」という考え方がいつもあり、それを軽減するために無理な努力をするからでしょう。
なにか足りない自分がすでに存在しているので、そこから抜けるためにもより自己否定する行動になっています。
またほかの人と比較すると自分が成長していないように感じるでしょう。今のままではダメだという自己否定から自分を変えたいという欲望になり、その気持ちが利用される存在につながるでしょう。
改善するためにはより自分自身を責めるのではなく、自己受容することも大事です。今のままでもいい、利用される立場でもいいと受け入れてしまうと心に余裕がうまれもっとスムーズな対処ができるようになるでしょう。
職場での評価は成功ではなく過去の自分と比較した際の自分の基準も大事です。義務感で仕事を頼まれるなら、もっと自分のペースを大切にして過ごしてみてください。
波風を立てたくない
職場で利用される人は、人間関係で波風を立てたくない傾向がありますので、嫌な人とも笑顔で接したり人の悪口も適当にあしらっていたりすることがあるでしょう。
トラブルや争いごとが嫌いで周囲と現状維持し平和を守る気持ちが強いので、相手が言いたいことを言っても自分の意見は抑え込んでいるのです。
頼まれると嫌でも元気よく引き受けてしまうのは、そんな性格が関係しているでしょう。波風を立てないとは、自分の本音を言わないことで反対意見があってもその場に合わせています。
そのため周囲から誤解されることも多く、後で自分が辛い思いをすることもあるでしょう。一見全体が平和に見えても、実は自分1人が不満を抱え我慢していることがよくあります。
職場なら仕事に関するミーティングで意見があっても、意見交換に罪悪感があるためなにも言わず黙ってしまうタイプでしょう。
自分でも気づかないうちに相当な我慢をしているので、職場で利用されやすい人は周りよりもまずは自分自身と向き合うようにしたいですね。
責任感が強い
職場で利用される人は責任感がとても強く、信頼される存在になります。完璧主義で他人に頼らず一人で抱え込んでしまう傾向もあるでしょう。
そのため心身をすり減らし誰かのためになにかやってしまうタイプ。すべてを背負うことをやめて、他人に頼ることを学ぶ必要があります。
仕事は全部自分でやらないといけないと思うのは素晴らしいですが、負担を減らすためには適度な妥協も必要でしょう。
いつも100点を目指すことはなく、半分以上できればそれでいいと解釈してみましょう。できないときは人にお願いするのではなく共有してもらうことです。
他人になにか頼むのは、自分が逃げるのではなくプロの意識だと捉えることもできるでしょう。
職場で利用される人の責任感は無自覚でがんばるためで、人のやり残しの作業をやったために神経がすり減ってしまうのです。
仕事を頼まれたときどんな気分になるか、やった後の負担はどうなのかを客観的に自己判定してみてください。
優しい性格
断れないのは基本的に優しい性格だからで、そんな自分を悪く思うことはありません。ただ頼まれごとを引き受ける際にすべてではなく、自分の権利で選んだものだけにするなど本音を少しだけ取り入れることが大事なのです。
優しい人は職場で利用されるだけでなく、他人の不機嫌などネガティブ感情を優先してしまい自分の本音を無視しているでしょう。
そこで意識したいのは相手の感情や機嫌です。言われたことをやらず相手がイライラしたり不機嫌になったりするのは相手の問題でしょう。
罪悪感を抱く必要はなく、感情の仕分けや切り分けをすることで利用されずに済むこともできます。
優しい性格の人は、自分の意志をもっと明確にする練習をしてみてください。友達と食事に行くとき、優しい人は相手の好みを優先して自分が嫌いなものでも我慢していますよね。
そんなところから少しだけ自分の本音を言語化していきましょう。本当にやりたいことなど、日常の些細な選択から意思を明確にしてみてください。
負担を減らすためにはどうするか
心の負担を減らし利用されないためには次のポイントを意識してみてください。
利用と頼まれることは違う
職場で利用されないためには今後解釈の仕方を少しだけ変えてください。「利用」されるのは「頼まれる」のと同じではなく、利用はあくまでも自分の都合を大事にしていない状態です。
頼まれるとは信頼感があり、敬意をもって他者からアプローチされるものなので、どのようなシチュエーションでどんな態度で相手が近づいてきたか冷静に判断しましょう。
やってあげた後に感謝されているか、また自分も相手を心から助けてあげたいと思うか、また相手が断らないようプレッシャーをかけていないか、チェックしながら返事をするといいですね。
本音で対処
職場で利用されないためには自分の本音を隠さないことが大事なので、嫌なこと、できない場面などはきちんと断りましょう。
その際に自分が本当にやりたいことはなにか知ることが大事なのです。相手に合わせすぎると本音なのかどうかわかりませんし、振り回されていると結果的に都合の良い人になって終わりでしょう。
本音で対処するには人間関係の境界性をしっかり引くことも必要なので、お互いに気持が通じるよう素直に言葉にしていきます。
条件をつけて対処
断るのは思った以上に大変で、相手とぎくしゃくしないためにも言い方やタイミングなどが気になりますよね。
職場で利用される時、「できません」「無理です」とはっきり断るのではなく、「今回はできないのですが次回やります」などワンクッションを置いた断り方をするといいことが大切です。
条件をつけて対処すれば完全に断ったことにならず、相手も不機嫌になることはないでしょう。
お互いに譲歩して結果を生み出す関係は職場ではとても大事です。尊重しあい、上手にコミュニケーションできるスキルを身につけていきましょう。
仕事の境界線を明確に
自分の部署以外の人から仕事を頼まれるなど、境界線がない状態だと利用されることが多くなってしまいます。
たとえば私生活と仕事、休日も仕事を家でやるようにまったく境界線がないのは心身の負担になるでしょう。
これからは定時以降の仕事はやらない、メールはみないなど時間的な境界線をひくことが必要です。
ほかにも自分の担当以外の作業は引き受けないなど、責任の境界線を引くことで頼まれごとを受けるかどうか判断できるでしょう。
心身の疲れや燃えつきを防ぐためにも仕事の境界線はしっかり決めておきたいですね。
自分のストレスをチェック
職場で利用される存在になると、毎日が負担で他者との関りがとてもストレスになります。知らない間に積み重なるこのような心身の負担は、意識的に自分でチェックすることが大事でしょう。
仕事に行くのがとても嫌だ、生活規則が乱れてきたなど、気になる変化があったらストレスを改善することに集中してください。
職場で利用される人の特徴を理解しよう
職場で利用される人は優しい性格や他人思いの良い面があるからで、他人にはそのような部分が見えないでしょう。助けることは大切ですが、自分をまず優先して自己肯定していくことが大切です。
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