積極性に欠けるのは悪いことではありませんが、社会生活や人間関係でトラブルのきっかけになる場合があります。
もし職場で上司からフィードバックの際に「もう少し積極的に」と言われたら、仕事に対するモチベーションが下がってしまいそうですよね。
しかし生まれつきの性格から積極的になれない人もいるのです。そこで今回はより自分らしく過ごし長所を発揮するためにどうするか、積極咳に欠ける人ができることをご紹介していきましょう。
積極性に欠ける人に共通すること
まずは、世間一般的に積極性に欠けるといわれる人の特徴と共通点についてポイントごとにご説明します。
人の指示待ち状態
仕事をするうえで人から指示されないと動けない人がいますが、このような積極性の不足は職場にも悪影響を及ぼすことがあります。
指示されたことはきちんとやるけれど、終わった後に次の指示がでるまで空白時間が生まれてしまう場合も。
また指示された以上のことはせず、気が利かない印象を与えることもあります。会社にとって指示待ち人間は生産性の低下につながるのであまり評価してくれないでしょう。
指示する側も完全に様子を見てあげないといけないため、場合によっては自分でやったほうが早いというケースもあります。
積極性に欠ける人は非効率な時間が増えますので、組織全体の効率が悪くなる恐れがあるでしょう。
また積極性に欠けると、自分の意志や思いが伝わらないので誤解が生じることも。人間関係でも、考えていることがわからない人とはうまく理解できないですよね。
考える癖がないのか、主体性がないのか。人それぞれ原因があると思いますが、もし人から積極性が欠けると指摘されたときは今できるところから改善していくべきでしょう。自分のためにもなりますので、自己改革をするつもりで意識してみてください。
責任感が少ない
責任感が少ない人は、必然的に自分の考えで積極的にアクションを起こすことは少なくなります。
たとえば友達と食事に行く時、責任感が少ない人はお店選びを友達に任せているでしょう。
その理由はもし間違ったお店だったら相手のせいにできるから。すぐ他人任せになり、毎回誰かに判断してもらう習慣が出来上がっているのです。
責任を逃れるため積極的な行動を控えている状態でしょう。人に頼ることに慣れてしまい、周りも自然と面倒を見てくれるようになります。
多数で物事を決める時も自然と多数意見に合わせているでしょう。自分の意志でないことはたとえうまくいかなくても責任を感じる必要はありません。
しかし身近な存在から見ると、積極性に欠ける人は責任感が足りなく一緒になにかをやるのが不安になります。
ミスは他人のせい、もし自分が間違っても言い訳をしやすい。計画性がなくどうしても決断が必要な時は時間がかかるなど。
当事者意識が少ないことも積極性に欠ける人の特徴で、いつも一歩離れたところで様子を見ている存在でしょう。
意見を言えない
職場のミーティングで意見を求められてもなにも言えない人もいます。周囲に与える印象は決してよくありません。
悪い人ではないのですが、思っていることを言えないため損することがあるでしょう。その理由はどう自分の考えを伝えていいのかわからないこと。
間違っていたらどうしよう、注目されるのが嫌、相手を不快にさせたくないなど。積極性に欠けるアクションは自分の意見を言えないことも土台にあるのです。
このタイプは争いごとに巻き込まれたくない思いが強いので自分の考えを発信することで敵を作りたくない思いがあるでしょう。
積極性のある人は自分の意見をきちんと述べて、自分の存在を明確にしています。会議の最後に「何か質問がありますか」と言われたとき、積極的に手を挙げて質問する人がいるでしょう。
逆に意見を言えない人はわからないことがあってもだまっていて、仕事のミスにもつながります。
それは自分が相手にされないリスクを考えているためで、質問があって手を挙げても無視されるほうが怖いから。そんな考え方があるので、意見を言わず人の考え方に流されてしまうでしょう。
自己肯定感が低い
積極性に欠けるのは自己肯定感が低いことが大きく関係していて、周囲よりも自分が劣っているという思い込みのためにアクションが起こせません。
新しいことに挑戦する前にどうせできない、どうせ失敗するといったネガティブな考え方が優先されてしまい結果的に積極性に欠けることに。
チャレンジ精神が低く自分から行動するのはとても苦手な人です。積極性に欠ける人は失敗を極端に嫌がりますので、やることは無難な道を選ぶと思うでしょう。
真面目な性格なので、他人と比較して自分がダメなところばかり見てしまう状態です。他人からの指摘や評価にとても敏感になっていますので、逆にアドバイスを受け入れるのが難しくなるでしょう。
自分を正当化してプライドを維持する、そんな一面もあるかもしれません。自己肯定感が低いと常に反省ばかりするようになるので、自分から行動を起こすことはないでしょう。
人が失敗したことはやらない、初めてやることは他人の様子を伺ってから。そんな行動パターンが積極性のなさをアピールしている場合もあります。
失敗を極度に恐れている
失敗を極度に恐れるのは積極性に欠ける原因で、自分の考えを行動にして失敗した時の不安があるために行動せずに終わってしまいます。
失敗すると周囲の評価が下がることや、完璧にできない自分が嫌になることが原因でしょう。
しかし少し勇気を出して積極的に動くことでより成長できますし、いつチャンスがやってきても怖がらずに挑戦できるのです。
また失敗を怖がる性格は人間関係でも壁を作りやすくなりますので、積極性を出して人間関係を楽にすることも大事でしょう。失敗はすべてが悪い経験にはならず失敗するからこそ得られるものがあります。
まず失敗は悪いことではないと認識することが大事でしょう。そして失敗しないためにどうするか、必要なことをリスト化するなど事前準備も必要です。
過去に大きな失敗をした人は、いつまでもその時の感情に固執する傾向があるでしょう。二度と同じ体験をしないようトラウマが残り、積極的になにかをするのが怖いのです。
また自己効力感が低下しているときも失敗を恐れる傾向が強くなり、新しいことや変化を受け入れるのが苦手になる場合もあるでしょう。
周囲の目を気にする
周囲の目を気にするのは積極性に欠ける原因で、ダメだと思われたくない、または人から変だと思われたくない、嫌われたくないなど過剰な思いが関係しています。
そのため積極的にアクションは、起こさず他人の考え方に合わせる行動に。職場で目立たない人は無難なことを選んでいるためで、自分の存在感が薄くなってしまうこともあるでしょう。
周囲の目を気にすると目立つことはせず、逆に人が周囲にいると緊張して本来のスキルが発揮できないケースもあります。
本当はやりたいことがあるのにできない場合もあるでしょう。周囲から注目されていると思うと不安になる。集団生活では居心地の悪さが続くと思います。
あまり周りのことは考えず今目の前にあることを楽しんでみましょう。自分の気持ちにフォーカスせず相手の気持ちをイメージしてみることが大切です。
自分が思うほど、他人は気にしていないという場面が多いことに気付くでしょう。仲がよい人と気軽に会話して自分らしさをもっとアピール。
なにか始める時はリスクを予想して、あらかじめに対策を考えておくと積極的になにかできる場合もあるでしょう。
職場で積極的になれない4つの理由
プライベートならいつもの自分らしく過ごせるのに、職場にいると緊張して積極的になれないことがあります。主な理由として考えられる4つのポイントをみていきましょう。
新しい環境に慣れない
職場で積極性が不足するのは、新入社員や中途入社などの人で新しい環境に慣れていないことが考えられます。
この場合、時間が経過すると徐々に慣れ居心地の良さは感じられますが、慣れない間は無理せずひとつひとつこなすことが大事になるでしょう。
人それぞれの早さは異なるものの、新しい環境に慣れるのは3ヶ月ほどかかるといわれています。
無理に馴染もうとすると、逆に目立った存在になってしまうので自然に打ち解けていくことがおすすめ。このためにも日常的な会話をするなど、自分らしく過ごしてください。
チームワークが不足している
職場で積極性に欠けると指摘されるのは、チームワークが不足していることが挙げられます。
原因はコミュニケーション不足なのでお互いの役割が理解できないことや、連絡が十分でないなど、このような状態が続くと積極的にアクションを起こすことは不安になるでしょう。
チームワークが機能しない職場は共通目的が不一致である可能性も多く、メンバーのモチベーションが低いままです。
決して自分のせいだけでなく、パフォーマンス力を発揮しにくい状況があるといえるでしょう。
上司の指示が大雑把過ぎて、自分の責任の所在がわからない時や誰かなにを担当しているのか判断できないなど、チームワークの土台がしっかりできていないとそれぞれのスキルも発揮しにくいです。
作業の目標がわからない
作業の目標がわからないのは、職場で積極性に欠ける原因で意外と多くの人が同じ悩みを抱えているから。
理解できない時は、メモにして覚えたり理解しやすくしたりすることもできます。口頭での指示は忘れやすくなりますので、積極的に物事を始めるためにも確信を持った作業を行いましょう。
基本的に理解力が少ないと、仕事は非効率になりがちです。興味を持って人の話を聞くこと、または仕事の指示は構造化しながら聞くということもよいアイデアになるでしょう。
職場で積極性をアピールするためにも、これからは視野を広げてみてください。そして苦手に感じるものは、知識の絶対量を増やして自信を持つことです。この習慣を維持すると、作業も理解しやすくなるでしょう。
フィードバックが受けられない
職場によってはフィードバックがない場合があり、不安になりながら仕事をする人もいるでしょう。
そもそもフィードバックがないというのは、マネジメント能力が不足していることが考えられ、部下の指導がうまくできないなどが原因です。
また組織の価値観や社風により、個人の成長を大切にしないためフィードバックがシステム化されていないこともあるでしょう。
このような職場では積極性に欠けたパフォーマンスになりがちなので、もし不安になったら上司や先輩などに具体的な質問をして確認をするのが必要です。
そして自分のスキルアップをするために、現在のパフォーマンスでなにか改善することはなにか、意欲的にアピールをしましょう。フィードバックしてもらいたいときは、自己評価をして上司に質問することもおすすめです。
積極性を高める方法について
積極性を高めると職場での存在感がアピールでき、さらに自己肯定感が高まります。どこから改善していいのかわからない時は次のポイントを意識してください。
少し無理な目標設定
積極性を身につけるには現状から抜け出すことが必要なので、そのためには少し「無理」な目標設定をしてみてください。
たとえば営業職のノルマ達成、毎月必ずこなせる数ではなく少し無理な数字を掲げること。大きな成長に向けた起爆剤になりますので、少しだけ負荷をかけてみてください。
いきなり無理なゴール設定は挫折原因になるので、バランス調整がコツになります。最終的に大きな目標達成が夢でも、今はスモールステップを意識しましょう。
細分化したゴール設定で少しずつ最終ゴールに向かう意識です。そして目標は達成するというプレッシャーではなく成長すると捉えるとよりモチベーションもアップし積極性もアピールできるでしょう。今より少し頑張る、というスタンスがおすすめです。
スキルを身につける
スキルアップは職場で積極性をだすために、おすすめの方法でスキルを習得した際に成功体験や自己肯定にもつながります。
ただ仕事をしながらスキルアップするのは時間の確保が難しいため、行動力を維持するためにも、スキルを身に着ける際は期間を決めて集中的に学んでいくこと。だらだらと目標を掲げるだけでは先に進めません。
そして学んだことはどんどんアウトプットして、ほかの人に教えてあげたりブログに投稿したりして記憶に定着させることも良いですね。
今後のキャリアの可能性も考えて、スキルアップするなら自分の仕事に役立つものをえらぶことが必要です。
たとえ失敗しても、前向きに捉え行動力が低下しないようマインドセットも行ってください。
自信をつける
積極性に欠けるのは自信不足が原因になりますので、これからは自分の強みを理解して小さな成功体験を積み重ねてください。
自信をつけるのは、一日でできることではなく日々の些細な行動や思考により育てるもの。たとえば毎晩寝る前に今日できたことを思い出す習慣など、自分を振り返りながら目標をクリアするとよいでしょう。
また自信をつけるには、過去の自分と比較をしないことが重要です。落ち込んでしまったとしても、過去より未来に意識を集中させたいですね。
行動は積み重ねが大事なので、積極性を築くためにも自分のできることをより伸ばし、そして心身を整えていきましょう。あえて新しいことに挑戦すると、日々の変化となり自分を褒めたくなるでしょう。
アクションはすぐに起こす
積極性に欠ける人は頭のなかではわかっていても、できないことがよくありますよね。行動に移す段階で、不安になったり恥ずかしくなったりなど感情や思考が邪魔しているのでしょう。
これからは完璧なプランを作るのではなく、目標を細分化してアクションを起こすために時間をかけないことを意識してください。
たとえば10秒間ルール、エクササイズしようと思ったら気持ちが変わる前にアクションを起こしてしまうのです。選択肢が多いとき、頭は判断するために時間がかかってしまいます。結果的にやるべきことができない状態になりますので、とりあえず手をつける習慣もいいでしょう。
失敗しないためにも最初は5分間だけやるなど、集中力を維持しながら取り組んでみてください。
得意を活かす
自分ではわからなくても、他人から見たら上手に見えることや褒められることがあるでしょう。
普段の何気ない瞬間を思い出し、自分が楽しいと思うことや昔他人に感謝されたことを考えてみてください。
自分の得意は積極性を高めるために、重要なポイントでストレスがなく効率的に結果が出せるメリットがあります。
さらにスキルと組み合わせると自分の強い武器にもなるので、積極性をアピールするためにも自分の長所や得意を客観的に判断してください。
積極性に欠けると言われても変えていくことは可能!
積極性に欠けると指摘されたとき、自分がダメだと否定的に捉えないことが大切です。他人の期待に応えられないのではなく、少しだけアピール方法を改善すればいいのです。
積極性は職場だけでなくプライベートでも鍛えることが可能なので、親しい人とコミュニケーションする際に積極的に話題をふるなどの練習をしてみてくださいね。
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